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25thアニヴァーサリーや如何にせむとそ?
年頭ご挨拶をばかねて
結局のところ、大晦に動画を上げるは諦める。ブロムシュテット第二弾として既に制作済みではあれ、やはり年末の忙しなさには敵わじ、というところか。いずれにせよ第三弾にて取り上げるつもりのソイツを新たに加え、その分の原稿も書き足しては──謂わば小細工を施しては近々お披露目としよう。
とまれ大晦の僅かな遑に25年分のラインナップをリスティングしてはXにポストするも、暫し考え倦ねては思い直しを重ねつ、年頭所感宜しく「斯く具合に」とばかりに列挙してみよう。
尤も、例えば「※◎=確定」と銘打つ企画さえ遣り遂せる自信もない。
なればとて「◯=可能性大」辺りから手を着けるが幸いやもしれぬ。また時も決して待ってはくれぬ。余程でなければ小論スタイルは回避し随想的に触れよう。
一方で過ぐる年に打ち上げし「1935──1945日本の管弦楽作品」「戦争と音楽」は如何にすべきか。いずれも聊か着手などしつ、それこそ鬼も嗤おう「越年延年」なんぞと極め込もうとしようか。
さて実にも「悩み尽きせす よわりもそする」──いやさ、恋せる相手ではないのだから、などと苦笑を漏らしつ、リストを以下に列挙しよう(倦みて面倒なるがゆえ、テクスト・ベースにてご寛恕をば賜りたく)。
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25アニヴァーサリー用
⚫️作曲家篇
※◎=確定(抱き合わせ有) ◯=可能性大 △=気分次第
◎ギヨーム・ド・マショー(C1300〜1377)
◎オケヘム(c1410〜1497)
◎ジョスカン・デ・プレ(c1450or1455?〜1521)
△パレストリーナ(c1525〜1594)※24thで済。
△パーセル(1659〜1695)
◎シュッツ(1585〜1672)
◎バッハ(1685〜1750)
◎ヘンデル(1685〜1759)
◯ペルゴレージ(1710〜1736)※ジャルスキーらorアレッサンドリーニ
◎ベートーフェン(1770〜1827)
◎シューマン(1810〜1856)
◯フランク(1822〜1890)
◎サン=サーンス(1835〜1921)※グザヴィエ・ロトで。
◯ビゼー(1838〜1875)※ミンコフスキで。
◯チャイコーフスキー(1840〜1893)※ドゥダメルでくるみ割り、アルヘリチ&カンドラーシン(コンドラシン)、ペトレンコ5、ロスバウト4辺りにて。
◎マーラー(1860〜1911)※「彼の人」は「目玉の一つ」としよう。
◎シベリウス(1865〜1957)
◯ニルセン( 1865〜1831)※ブロムシュテット特集で着手済。
◎スクリャービン(1872〜1915)※多分「例のアレ」をどちらでいくか⋯⋯。
◎スク(1874〜1935)※ボトスタインorフロール
◎ラヴェル(1875〜1937)
◯ピツェッティ(1880〜1968)※皇紀2600年絡みもあり(ちなみに本年は皇紀2685年)。
◎バルトーク(1881〜1945)
◯エネスク(1881〜1955)
◎ペヤチェヴィチ(1885〜1923)※おそらく月内にも。
△山田耕筰(1886〜1965)
◯イベール(1890〜1962)※これも皇紀2600年絡み、か⋯⋯。
◯マルティヌー(1890〜1959)
◎オネゲル(1892〜1955)
◯ヒンデミット(1895〜1963)※自作自演で。
△オルフ(1895〜1982)
◎クジェネク(1900〜1991)
◎ヴァイル(1900〜1950)
◯コープランド(1900〜1990)
△or◯マサローフ(1900〜1973)
◯ティペット(1905〜1998)
◎シャスタコーヴィチ(1906〜1975)
△バーバー(1910〜1981)
◯パーシケッティ(1915〜1987)
◎尹伊桑(1917〜1995)
△バーンスタイン(1918〜1990)
△ベリオ(1925〜2003)
◯芥川也寸志(1925〜1989)
△or◯ペンデレツキ(1933〜2020)
△or◯グレツキ(1933〜2010)
△or◯ペルト(1935〜)
△冬木透(1935〜)
△新垣隆(1970〜)※佐村河内守はやらんよw
⚫️指揮者篇
(対向配置を採る指揮者or対向配置を採るプレイを最優先)
クレンペラー(1885〜1973)
クナッパーツブッシュ(1888〜1965)
クライバー(1890〜1956)※1930出生の息カルロスと父子鷹でベト6を。
サージェント(1895〜1967)※ブルッフ、タコ9
ロスバウト(1895〜1962)※チャイコーフスキー4
ヒンデミット(1895〜1963)※自作自演
イッセルシュテット(1900〜1973)※ベートーフェン
クリュイタンス(1905〜1967)※ボレロ、ヴァーグナー、タコ(ナクソス盤)
ケンぺ(1910〜1976)※ブルッフ、ドヴォジャーク
マルティノン(1910〜1976)※オネゲルのノエル・カンタータ
マッケラス(1925〜2010)※モツ41、エルガー
インマゼール(1945〜)
ラトル(1955〜)※ベルリンとのベト、マラ5
アレッサンドリーニ(1960〜)ブランデンブルク、管組(悩む)、ペルゴレージ(悩む)
アントニーニ(1965〜)ベト9
ネゼ=セガン(1975〜)
ハーディング(1975〜)
インキネン(1980〜)シベ2or4(NZ響)
⚫️敢えて外す作曲家リスト
パガニーニ、ベッリーニ、ショパン(△)、ヴュータン、J. シュトラウス、ヴィエニャフスキ、フォーレ(△)、フィビフ、ショーソン、リャーダフ、ヴォルフ、アルベニス、パデレフスキ(済)、グラズノーフ、デュカス、オッフェンバック、ズッペ(スッぺ)、レハール(タコ絡みで取り上げる可能性あり)、タニェーイェフ、マスカーニ、サティ、and so on……
※1月2日追記。
ショパンは◎=確定(抱き合わせ有)に変更。ただしこの場合、彼オンリーで行くか、昨年その交響曲を取り上げしパデレフスキのコンチェルトと抱き合わせとするか⋯⋯要検討事項。
(尚、今朝方「ショパン 謎」にて検索をしていた折、note上にて親しくお付き合いさせて頂くプレシャス プランナー様になる力作とも讃えるべき「ショパン・シリーズ」が仰けにヒット。まさに力作ゆえご紹介をしておこう。とまれ第一弾と思しき記事を下記にリンクするが、筆者音楽記事マガジン「Communitas Musicum Amorus」にて全タイトルを所載しているので、併せてお読み頂けるなら幸いである)。