〈 30話 〉 色を「みる」
最近でこそ
わたしが描く絵
∞ MinamotoArt ∞ ®に
色を使いだしたが
私の「かく」は
古代文字を
麻炭の墨で書くことからはじまった
そして
その後もしばらくは
陰陽を表すため
二色で描く事が多かった
☩
余談だが
私の未熟さで
親しかった方と離れることになった
ことが数回ある
そのおひとりが
テレビにも出られるほど著名な
カラーの先生だったことを
ふと 思い出す。。。
その方は
私に色のことを教えたいのに
当時 色をたくさん使って描くことに
興味が無かった私の事が
お気に召さなかったようで。。。
その時 放たれた言葉に
わたしはとても傷つくことになり
お会いすることはなくなってしまった
でも
その後
私は私のペースで
自分の感覚で
様々な色を使って描くことになったのだ
(今は結果的に突き放してくださったことに
感謝しています)
色に関しては
前職のインテリアコーディネーターから
知識はある
入社時の研修で
色の三原色を混ぜて
様々な色をつくりパースを描いたのは
貴重な体験だったと思っている
インテリアを仕事にしている時
私の中では色は絵の具や布の色のように
べったりした不透明のものだった
その後
様々なカラーの資格をとったとき
その中の ひとつの資格により
色が光であること
を、透明なカラーボトルをみて認識した
なんだか
とても新鮮な感覚だったのを記憶している
☩
その私は
今
人間の思い込みや知識だけで
色の性質を判断しない
ということをやっている
こんな色を使うとこんな心理
こんな色を使うとこんな効果
色のエネルギーの表すものetc...の
そこから意識をはずして絵を書いている
∞ MinamotoArt ∞ ®に
使われた色には
地球上の物質をつかって描くけれど
人間の意識や人間のつくった定義に
一切とらわれないものと感じている
*絵をみた人が どう感じるかは自由です
ただ
一人の人間としては
青が好きなのだけど
近いうちに
その理由がわかるような
気がしたりしている
今年は
spiritとともに
「光や色に注目したい」
なぁ~と思っていたせいか
不思議な展開になっています
このnotoの下書きも
44話までいっていて
よくも 書けるなぁと
自分でも不思議な感じです
つづく
いつも読んでくださり ありがとうございます
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