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ゲームプレイ日記

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ゲームの話です。PS4、セガサターンなど。プレイしたその時その時の気持ちを書いてくよ!
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#インディーゲーム

【ゲームレビュー】パニック障害になった人が「セレステ」をクリアした

うつ、パニック障害を抱えた主人公マデリンが何百回もリトライして山を登るゲーム「セレステ」。 今さらクリアして、あまりにこのゲームが美しく面白く、夜通しやったせいで指も肩も激痛を抱えてるってのにレビューを書いている。 なぜなら私もパニック障害経験者で、症状は出てないものの薬を常に持つ身。レビューしない手はないのです。山はいいぞ!すがすがしい疲労!今ならXBOXゲームパスでも遊べる!PS5PRO買わないのに高いとか文句言うヒマがあればセレステ山に登れ!しっくりくる方向キーは必須!

【ゲーム日記】お尻で釣られて即弾幕。KONAMIの新作縦シュー「CYGNI」など

コナミの新作2Dシューティング「CYGNI:All GUNS BLAZING」をイージーモードでクリア。 買う前に「性的描写」の注意書きがあって、なんだろうと思ったら、オープニングにパイロットのお姉さんのお尻が10フレームぐらい見えるだけで、あとはひたすらに硬派、壮絶な弾幕だった。 ↑の動画が本編プレイ動画より100倍バズってるの。おいオッサンども!(俺もだが)そういうとこやぞ! 一瞬グラディウスの画面が映るの、確かに「おっ」と思うけど、その勢いで本編買わんかい! 内容は

「ゲームレビュー」Little Kitty Big City

猫になって街を歩き回るゲームをやりました。Littlle Kitty Big City。 飼い猫がふらっと出て行って、心配したのに平気で帰ってきた経験がある人にぜひやってほしい。 猫はその間何をやっていたのか、何で猫は外から変なものをゲットして飼い主に見せたがるのか。 その答えがここにある。 窓から落ちた猫が歩く町は、日本ぽいけどなんとなく違う。 標識の文字がハングルみたいだったり、街は綺麗なのに人はスマホを見てうつむいて歩いているし、コンビニやマンホールのどうでもいいと

ショットガンでロシアンルーレットするゲーム Buckshot Roulette

STEAM「バックショットルーレット」を買いました。 あらかじめ「空砲3・実弾2」といった具合に弾をこめたショットガンで、交互に相手か自分を撃つゲーム。 自分に向けて撃ったショットガンが空砲だったら、相手のターンをスキップできる。 即死ゲーみたいな紹介だけど普通に体力ゲージがある。どういう仕組みで衝撃に耐えているのかはわからない。 最初はほとんど運任せだが、ラウンドごとにアイテムが配られて 「相手のターンをスキップ」 「現在の弾を確認」 「ダメージ2倍」 などの効果があ

【ゲーム日記】 OPEN ROADS 愛しさとせつなさの90年代トリップ

「OPEN ROADS」プレイ中。 遺品セールを終えた空き家を歩いて、亡くなったおばあちゃんがどんな人でどんな秘密を持っていたのか、娘と孫が思いを巡らせるゲーム。 舞台の90年代にあったアイテム… imacとCD付きの雑誌、生前に凝っていた陶芸、写真にスクラップ、机の引き出しに転がっている消しゴム、バイト先からパクってきた?ボールペンなどなど、日本人でも「こういうのある!」と共感できるものがいっぱい落ちている。 1人で探索したら切なさばかりがこみ上げてくるだろうけど、何か

【ゲーム日記】「ハイウォーター」に出てきたチャップリンの映画

いろんなゲームで権力者に「とおせんぼ」されてきた。 関所を越えたければゴールド持ってこいだの、門を開けてほしければ秘薬を持ってこいだの。 でも「ハイウォーター」というゲームで要求されたアイテムは、始めてのケース。 舞台は、温暖化による海面上昇で住めなくなってきた地球。 人は食料をめぐって争いつつ、それぞれの情報源であるラジオを頼りに生活している。 住人は争いはするものも、マッドマックスみたいな荒れかたではなく、ある程度の秩序がある。 この星で主人公たちは、富裕層だけが載れ

RPGタイム!は、おせち料理っぽい【ゲーム日記】

RPGタイム! 〜ライトの伝説〜 は、おせち料理みたいなゲームだ。 この感覚をみんなに投げかけることで 新年の挨拶の代わりとさせて頂きます。 小学生のノートで繰り広げられるゲームという設定。 ゲームマスターの友達ケンタ君に従って、エンピツ書きの勇者がノートの上で冒険に出る。 毎ページ仕掛けとモンスターが動き回り、体力ゲージはメジャー、ミニゲーム用に電卓、スマホのBGM。 身の回りのものを使って小学生が来るには到底無理な手作りふうゲームが繰り広げられる。 四角い限られた

巨大なインドのおばあちゃんをバイセクシャルの孫が登る「Thirsty suitors」

テレビゲームはここまできた。 南アジアのクィアな若者たちが、古い恋のあやまちや親の期待とぶつかりあいつつ、スケボーで街を駆け抜けてひたすら口論を繰り返す。 Thirsty suitorsはXBOXGAMEPASSはじめ各機種で遊べる。 これだけの文章を日本語訳してくれて感謝につきる。今年のRPGでいちばん変なゲームだった。 登場人物全員、一見ふざけた言動なのに重い背景を背負っている。 ファイナルファンタジーみたいに「厳格な母親」を召喚して、1ターンごとに口論しながら戦う。

いずれ日本語訳されるであろう、インド移民生活ゲームVenbaと「ファミレスを享受せよ」を買った

現在英語にしか対応していないVenbaで遊んでいます。 各種ゲーム機、海外XBOXゲームパスなどで買えるが、英語にしか対応してません。 受験英語でかろうじてだいたいの内容を理解しているつもりです…。 インドから移住した夫妻のやりとりの中で、たまに昔作っていた故郷の料理を思い出しながら作るゲーム。 欠けたレシピを見たり、食材を見ると古いフィルムのような映像でおばあちゃんの作っていた様子が見えたり、間違った手順にするとヒントが出たり(水とごはんをまぜちゃうと、それは最後だった気

【ゲーム】「ROAD96:MILE0」独裁国家のお嬢様と地下労働者が、走るわ逃げるわ殴り合うわ

大臣の娘のお嬢様ゾーイと、半地下アパートに住む労働者少年カイト。 ふたりが生まれ育った国から脱出するまでを描いたアドベンチャーゲーム「ROAD96:mile0」 Xboxでクリアしました。力の入れ具合が間違ってるというか、題材から想像できないずっと変なゲームでたまらんかった。 導入が最高。「ライフイズストレンジ」を思わせる、立場の違うティーンの友情物語だ。次期大統領候補を父に持つお嬢様ゾーイと、半地下のアパートで暮らす少年カイト。 政権を称賛する案内をするスピーカーや、市