【バイロンベイヨガ留学インタビュー】初心者からヨガの先生へ。ヨガ留学で見つけた新しい人生。
こんにちは!
ヨガ留学カウンセラーの美波です。
今回は、バイロンヨガセンター Cert IV 1年コース卒業間近の素敵なヨギーのインタビューをご紹介します。
オーストラリアの学生ビザは合法的にアルバイトができますが、ヨガ学生とアルバイトを両立して1年間を過ごした生活面についてもお話をうかがいました。
長期ヨガ留学を考えている方の参考になれば幸いです。
以下、
M:インタビュアー美波 F:Funaさん
(インタビューは日本⇔バイロンベイでオンラインで行いました)
M:お久しぶりです!Funaさんも背景もめっちゃバイロンベイですね!
F:お久しぶりです!今、バイロンヨガセンターにいてバンの中で話しています。
M:今日はお時間ありがとうございます。今月Cert IVコース卒業だと思いますが、是非お話し聞かせてくださいね。
F:はい、よろしくお願いします!ちょうど今週木曜日にCert IVコース卒業となります。
M:ついに卒業ですね!1年間頑張ってきたと思いますが、今どんな気持ちですか?
F:率直にとっても嬉しいです!肩の荷がおりて、身軽な気持ちです。
M:そうですよね、本当におめでとうございます。この1年間のヨガ生活についてじっくり聞かせていただきたいのですが、その前にヨガ留学するまでの海外経験をおさらいさせてください。
F:はじめて留学したのは高校生の時です。オーストラリアのアデレードに7週間、アイルランドに3週間留学しました。どちらも高校のプログラムでした。
大学生になってからはイギリスに1か月、そのあと1年間交換留学生としてアメリカのカリフォルニアにいきました。1年間の予定でしたが、途中でコロナになって残りの3か月間は日本からオンラインで授業を受けていました。
M:豊富な留学経験ですね。Cert IVコース入学手続き前にある英語インタビューが一発合格だったのも納得です。大学卒業後は、どんな道に進みましたか?
F:ウェブ制作会社で1年半ほど働いて、ヨガ留学前に半年ほどカフェでバイトしていました。ウェブ制作会社に勤めたのも将来はフリーランスで働きたいと描いていたので選びました。
M:Funaさんからヨガ留学のご相談を受けて初めてお話しした時、向こう5年間は海外で生活したいと言っていましたが、就職の時点で海外生活を描いていたのですね。
F:そうなんです。海外にいても働けるスキルを身に着けたいと思っていました。幼少期に祖母の家にオーストラリアの留学生が住んでいたり、海外に行く機会が多かったため、今後日本でずっと住むというイメージが自分の中に全くありませんでした。
大学生の交換留学がコロナで中断されたという心残りもあり、次はどんな方法で海外生活ができるかなと考えた時にヨガ留学にたどり着きました。
M:年齢的にもワーホリや他の留学方法があったと思いますが、ヨガ留学に行きついた理由はありますか?
F:もともと海外でフリーランスになるイメージをして、ウェブ制作会社を選んで今後の働き方を模索していました。ウェブ制作会社ではいろんな経験をさせてもらいましたが、自分の中で違うと結論が出たので、次なる方法を探していました。
その頃に美波さんの友達でもあるAyakaさんのPodcastを聞いていて、バイロンベイヨガ留学を知ったのがきっかけです。ヨガはアメリカにいるときに少し経験があったのですが、ほぼ初心者でした。
ウェブ制作会社に勤めていた時に運動不足を解消したくてジムに通いピラティスなど色んなプログラムを受ける中でヨガが自分に一番合っていると感じました。そのあと、Ayakaさんのオンライン講座で3か月間ヨガを学んで美波さんを紹介してもらいヨガ留学に至りました。
M:そういう経緯だったのですね。初めてお話しさせてもらったときには、もうヨガ留学することを決めていましたよね。
F:そうですね、1年間という長期間ヨガをじっくり学べるということも大きかったです。自分の性格的に人前に出ることが得意ではないので、1年間をかけてトレーニングを積むというのは魅力でした。あとヨガの知識や経験も補えるのではと考えました。海の近くに住めるというのも私にとっては大事な要素でした。
M:では、ここからは現地での留学生活について質問させてください。
まず英語でヨガを学ぶことについて障壁はありましたか?
F:英語についてはあまり不自由を感じませんでしたが、ヨガについては専門用語や解剖学は初めて見聞きする分野でした。今でこそ慣れましたが、最初は何のことを言っているのかチンプンカンプンで反復学習を繰り返すことで慣れていきました。
M:他の留学生は英語で生活することから戸惑ったとよく聞くので、最初のハードルを感じなかったのはさすがですね!
バイロンヨガセンターは1学期目から人前でヨガを教える機会がありますが、いかがでしたか?
F:がっつりスクリプトを用意して、カンペと共に教えたので何とかなりました。あと、友達が既にRYT200を持っていたので、わからないところは聞いて第二の先生として教えてもらいました。
M:近くに先生がいるのはめっちゃ心強いですね。Funaさんが思うバイロンヨガセンターの良かった点はどこですか?
F:入学前にヨガの知識面やレベルが初心者であることにとても不安を持っていたのですが、そこは全く気にしなくてよかったなと今になって思います。クラスメイトの中には既にヨガの先生だったり、RYT200を持っていた人もいたのですが、私みたいな初心者も温かく迎え入れてくれる優しさに溢れていました。
1年間をかけてstep by stepでヨガとは何かを教えてくれ、1学期目から人前でヨガを教えるという経験を積ませてもらえるプログラムは良かったです。
1学期目は嫌だなと思いながら90分クラスを5~6人で分担して教え、学期が進んでいくと教えるポーズの難易度が上がったり、自分が担当する尺が伸びていきます。
最終的には、90分間のクラス構成を一人で考え教えるのですが、順序を追って経験を積んでいくので教えることにも慣れて楽しさも感じています。
M:今では、バイロンヨガセンターのTown studioで一般の方向けのクラスを受け持っていますよね!
F:そうなんです。週1回クラスを受け持っています。
M:どういう経緯で教えることになったのですか?
F:先生が生徒の中から公募していたので、すぐ手を挙げてクラスを持たせてもらうことができました。あと、私がヨガを教えているところをバイロンヨガセンターの創始者Johnが見る機会があって、気に入ってくれたのもあるみたいです。今は、生徒も一般クラスを教えるチャンスが多くあるので、経験を積むには最高だと思います。
M:留学先で英語でクラスを持たせてもらえるというのはとても大きな自信に繋がりますよね。では、逆にネガティブポイントはありますか?
F:バイロンヨガセンターは多種多様な先生が所属していて、全4学期中に色んな先生から教わる機会があります。その中でやっぱり先生の得意分野があり、合う合わないは出てくるかなと思います。
例えば、男性の先生の力強いクラスは、ハードなアーサナが好きなクラスメイトは楽しんでいました。私はスローなヨガが好きなので、楽しめなかった部分もあります。個人的にはヨガ哲学を教えてくれた先生の授業が本当に面白くて引き込まれました。今ではもっと深めたい分野になっています。
M:先生によって教え方も、受け取り方も違いますもんね。ヨガ哲学という好きな分野が見つかってよかったです。
では、ここからは私生活について聞かせてください。Funaさんは、学校に通いながらアルバイトをしていましたか?
F:していました!Bayleaf Cafeで食器を洗ったり裏方として今も働いています。
M:Bayleafは、バイロンといえばの有名なおしゃれカフェですね!どうやってポジションを見つけたのですか?
F:友達伝いでBayleafのポジションが空いてると聞いて、すぐにレジュメを出しにいきました。そしたら、その日にトライアルの日が決まって、レジュメに出勤可能日を書いてたのでトライアルが始まる前から数週間後までのシフトを入れてもらえました。
M:すごい、即決だったんですね。タイミングもばっちり!
F:そうなんです。バイロンベイに着いてから、1か月ちょっとで仕事が決まって、全く不満もなく今もずっと働けているのでありがたいです。スタッフはみんな優しいし、フリーランチとコーヒーがもらえるのも嬉しいです。笑
ただあんな人気店でも冬の閑散期はシフトが削られるので、バイロンベイならではだなと思います。でもやっぱり仕事を見つけるのは、人伝が一番早いですね。
M:下世話なお話しですが、お給料はどれくらいもらっていましたか?
F:学校がない日の朝~夕方まで週3程度出勤して、週600ドルほどもらっていました。渡豪して5カ月目くらいからは、ヨガセンターに住んでいたので衣食住は整ってはいたものの、冬の閑散期はカフェでのシフトをMax入れてもらえるわけではないので、ヒリヒリする月も越えてきました。笑
アルバイト代で学費までカバーすると思うと厳しいのですが、日本で貯蓄をした上で日々の生活費をまかなうのはハードではありますが現実的に可能かなと思います。
M:なるほど、詳しくありがとうございます。これからヨガ留学する方にとってとても参考になります。
Funaさんは、この1年間のヨガ留学を通して、ヨガの捉え方に変化はありましたか?
F:ヨガを通して、自分と向き合うので自分の心の状態がよくわかるようになりました。ヨガをすると心も落ち着くし、バイロンヨガセンターのヨガは誰でもできる優しいヨガなので自分が好きなスタイルに合っていたと思います。
毎週1回Town studioで教えるヨガは朝の時間帯なのですが、参加する生徒さんが良い1日のスタートを切れるように心地よくリラックスできることを心がけてシークエンス(クラスの流れ)を組んでいます。
ヨガについてほとんど何も知らなかった自分がクラスにくる生徒さんのことを想像して、ヨガを教えられようになったのも1年間ヨガを学んだ成果かなと思います。
M:そんなFunaさん、今後のプランを是非教えてください。
F:今週学校を卒業して、猶予期間のビザがまだ数ヶ月あるのでそれまではバイロンベイにいます。ちょうどバイロンの街が繁忙期を迎えるので、アルバイトもしつつ帰国準備をしていこうと思います。そのあと一旦帰国して、また観光でオーストラリアに戻り、ヨガ学生の時は忙しくてできなかったバン旅を満喫したいです。
ヨガに関しては今後も継続して教えていきたいと思っていて、音声メディアやオンラインなどで日本の皆さんにも発信できたらと考え中です。
あとはジャーナルブックを発売したいです。
M:渡豪前からしばらく日本に帰る予定はないとのことでしたが、オーストラリア観光後はどこに行く予定ですか?
F:今のところヨーロッパかスリランカあたりに移動かな~と検討しています。2025年は旅をテーマにしています。ワーホリはまだちょっと先に取っておきます。向こう5年は海外で生活している予定です。
M:いいですねー!では、その旅の1年目にバイロンヨガ留学をしてよかったですか?
F:よかったです!自分が理想としていたフリーランスでの働き方が見えた1年でもありました。
M:それは何よりです。次どこで会えるかわからないですが、いつ会ってもFunaさんらしい人生を歩んでいる気がします。この度は、本当にありがとうございました!
F:こちらこそありがとうございました!!
Funaさんのお話しはいかがでしたか?
初めてお話しした時から、自分の好きが明確で強い意志の元やるべき準備を淡々と進めていく印象でした。
渡豪して数か月後、バイロンヨガセンターで初めて直接お会いした時(ずっとオンラインでお話ししていたので)、自分の受け持つヨガクラスに向けて一人でスタジオにこもり黙々と練習する姿を見かけました。自分がしたいこと、好きなことに向かってただ真っすぐに正直に進んでいく人なんだなと感じました。
今後のFunaさんが進む道がとっても楽しみです。
陰ながらずっと応援させてくださいね。
この度はありがとうございました!!
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