「売れるnote」と「読まれるnote」はこんなに違う!分析してみてわかった共通点
今年の「noteまとめ」が公開されましたね。通知欄のお知らせから見ることができます。
1年に1度自分の記事を振り返るタイミング。
2024年はメンバーシップを主活動としていたので、今年読まれた記事といっても、2023年に書いたものが末長く読まれている結果となりました。
今回はわたくし個人のnoteをみて思ったことを備忘録として記してみます。
タイトルのつけ方だいじ
1位のルームツアー記事は、毎月コンスタントに読まれ続けている記事。
ルームツアーは、鉄板の人気コンテンツなのですが、おそらくIoT家電やスマートホームについて書かれた記事が少ないことが、長く読まれる理由だと考えています。
「アレクサを使ってみたいけれど、どう活かしているのか他の人のレビューがみたい!」などという方に届いているのかなと思います。
あとシンプルにサムネイルのうちのねこがかわいいね〜(親バカ)
タイトルにキーワードとして、ルームツアーという大衆性のある大きな単語が入っていること、アレクサという固有名詞であるニッチな単語が入っているバランスもいいと思います。
どういう人が書いているかの属性が書かれていることも、初見さんが見てくれるタイトルのポイントです。
あとは「」や【】で囲まれると視認性があがるので、入れられるのであれば、タイトルに記号を入れるといいですね。
売れた記事は「他人の冷蔵庫」系コンテンツ
有料記事のランキングをみてみましょう。
販売管理記録からエクスポートして、ダウンロードしたCSVをスプレッドシートにインポートして、ピポットテーブルで出しています。
わたくしはGASを諦めましたが、できる方はぱぴこさんのnoteを参考にしてみてください。
結果的にメンバーシップが最強ですが、単品購入でも購入されています。
1番買われた記事は「タロット占い」にいったレポート記事。
他人の結果が知りたいというのもありますよね。
「人の家の冷蔵庫の中身をみてみたい」ような心理を知って感じます。
占われるための下準備や、占い後にやることなど、「インタビューのハウツー」がまとまってるのも読んでいただけているポイントなのかなと。
中間インフルエンサーだいじ
売れた記事はツイートきっかけで伸びました。
SNSで拡散された記事は売れるので、まずSNSをやること。そしてSNSで人当たりよくしておきましょう。
他人につけてもらったタイトルの方が売れる
記事を書いたあとに読んでもらい、私よりセンスのある方に、タイトルを付け替えてもらう取り組みを一時期していました。いわばパーソナル編集者ですね。
その時のタイトルがランクインしているので、自分でつけず、他人についてもらうのもひとつ手です。
わたくしはこれからchatGPTにランキング上位のタイトルを読み込ませて、考えてもらうようにします。
メンバーシップのプランについて
今後はメンバーシップのプランをスタンダードとプレミアムでわけるのではなく、「インテリア部」「美容部」「診断記録部」「旅行部」などジャンルでわけてみる試みをしようかなと思います。
理由は、ジャンル別の方が参加しやすいと聞いたのと、記事数が増えきて過去記事が読みにくくなってきたからです。
美容に興味がある人は「美容のメンバーシップだけみたい!」
逆にインテリアについて知りたいひとは「インテリアの過去記事が読みたい!」という需要があるでしょうしね。
部活動のように好きな部を選んで入る楽しみもあるのかなぁ〜? なんて。
メンバーシップは、無料では公開できない心の動きや出来事の記録。
友人への近況報告としても機能しているので、そんな日記はスタンダードプランかなぁと思います。
スタンダードプランって名前もちょっと考えたいですね。「ご自愛部」「オールインクルーシブ」とか?
なにかいいアイディアあればぜひコメントで教えてください。
読まれた記事が私の強み
読まれた記事ランキングはこんな感じ。
インテリアのこと、病気のこと、美容のこと。
わたしらしい並びです。これがわたしの強みなんだなぁとしみじみ。
読まれた記事のジャンルで記事を書き続ける。横展する。7割は鉄板のジャンルを書き、3割をチャレンジ枠とし新しいジャンルを書いてみる。
財布を無くしたけれど焦らなかったというギャップのあるタイトルも読まれる傾向にあります。
スキされた記事は「痛み」を伴う
スキされた順はまた変わってきます。
難病になったときのエピソードや、お財布をなくした話など。
「痛み」が伴うエッセイは、スキを押してもらいやすいのかな?
人々からの「がんばれ!」をいただけている気持ちです。
みんなに見える人気記事
このタブっていつの間にか実装されていましたね。記事が増えてきたのでうれしいです。ここでは買ってよかった記事がランクイン。買ってよかったものも鉄板のジャンルです。
まとめ
それではあらためて「読まれる記事」と「売れる記事」に共通したことをおさらいしてみましょう。
タイトルについて
・ビッグKW(大衆性)とミドルKW(ニッチ)をいれる
・他人につけてもらったタイトルの方が売れる
自分がセンスあるなと思う人にお願いするか、chatGPTに学習させてつけてもらう
・キーワードにギャップがあるタイトル
苦痛からセルフケアに、財布をなくしたけど焦らなかった等
・「」【】など記号をいれて視認性をあげる
・主語で属性を伝える
33歳フリーランスの私が〜等
売れる記事について
・メンバーシップ一択
結局PVで分析するしかない。
・中間インフルエンサー大事
どうやって拡散されるか想定しながら書く。シェアしやすい話題を選ぶ。
・SNSで人と仲良くするの大事
有料記事はSNSでひとに拡散してもらうと売れる。まずはSNSやる。SNSでご機嫌に人当たりよくいること。コミュニティに所属してして、送客し合うとかもありだと思います。
読まれる記事について
・痛みのある記事はスキされやすい
ポンコツなところとかしくじり先生系のコンテンツはスキされやすい傾向にある。
・人の家の冷蔵庫をみる系のコンテンツは売れる傾向にある
・PV順で見るとnoteの回遊がメインなのでハッシュタグを適切につける
・無料記事をnote編集部にピックアップしてもらう
・読まれた記事のジャンルで記事を書き続ける。横展する。
「売れる記事」と「スキされる記事」と「読まれる記事」とみんな違ってみんないい。
noteを書く理由は人それぞれだと思うのですが、わたくしは内省と自分が自分を大事にできる仕組みだと思って書いています。
書いていないとすぐ忘れてしまうから。何年後かに振り返る日記としても。
難病を患っているので、病気のことも誰かのためになればと定期的に書いています。
楽しく書いて、また来年、年に1度くらいは振り返ってみようと思います。