【レシピ】ご飯の友、エゴマの葉のピリ辛醤油漬け
안녕하세요 (アンニョンハセヨ)南うさぎです。
今回は韓国の定番のおかずの一つであるエゴマの葉のピリ辛醤油漬けのレシピを紹介します。
エゴマの葉は韓国の食堂で豚の三段バラなどの焼肉料理を食べる際にはサム(包む)野菜としてサンチュとともに出てくる定番の野菜です。韓国ではエゴマの葉をサム野菜として食べるももちろん、漬物にしておかずとしてもよく食べます。
作り方は意外と簡単。ご飯の友として食欲を高めてくれる、おうちで作れるレシピを紹介します。
ドラマ『海街チャチャチャ』の中で、ホン班長の家でコーヒーの「アメリカーノ」とカナリエキス(カナリエキチョ)入りの「カナリカーノ」のどちらかを選ぶ罰ゲームをするシーンがあります。魚醤であるカナリエキスを入れたアメリカーノは魚臭くて普通絶対に飲めないものですが、ドラマではホン班長に仕事を手伝ってもらいたいために無理してそれを一気飲みするチ・ソンヒョンの姿が笑いを誘っています。
①エゴマの葉は水洗いをして水気を切っておきます。
②ヤンニョンの材料をすべてボールに入れてよく混ぜます。
③エゴマの葉2枚ごとにヤンニョンをつけます。
④ヤンニョンつけが終わったら冷蔵庫に入れて約1週間熟成させます
(1週間以降から食べられます)。
余談ですが、最近韓国で話題になったエゴマの葉を巡る面白い話があります。「エゴマの葉の論争」と言われる話です。
エゴマの葉の漬け物は、上の写真でもおわかりの通り葉が重なってくっついているのでお箸で一枚ずつ取るのが難しく、親しい人や家族の間ではくっついたエゴマの葉を取りやすいように相手がお箸で下の葉っぱを押さえてくれることが頻繁にあります。
恋人同士の男女が彼女(または彼氏)の友人も一緒に食事をするとします。その際にエゴマの葉のピリ辛醤油漬けがあって、たとえば彼氏が彼女の女の友人に葉っぱをお箸で押さえてくれるのをどう思うかという論争です。それが賛否世論になり話題になりました。この論争を初めて聞いたとき、これは韓国ならでの論争だなととても面白く感じました(もっとも真剣な論争ではなく半分冗談な感じです)。
「拾い箸」「二人箸」が禁じられている日本人から見るととてもありえない論争だと思いますが、お箸のマナーは別としても、自分の恋人が女ともだちのエゴマの葉を取りやすく助ける行動は私的にはNG。意見としてはそのくらいはいいじゃないとか、絶対ダメだとかいろいろありますが、誰がこの論争を生み出したのか考えると面白くて、エゴマの葉が食卓に上がるたびに思い出してしまいます。
안녕!