【ドラマ感想】その年、私たちは
今、私が一番心を浮き立たせながら観ているのは、こちら。
「パササイト 半地下の家族」のチェ・ウシク。
「梨泰院クラス」のキム・ダミ。
ワタクシ、勝手にこの二人はラブコメとか出ないもんだと思っていた。
チェ・ウシクは映画でしか観たことがなかったし、
キム•ダミは「梨泰院クラス」でも恋愛要素はあったもののおまけ程度。
なんていうか…演技派若手俳優、みたいなイメージの人は
ポップな恋愛ものには出ないのかと勝手な思い込みをしていた。
「ほうほう、この二人がねえ」と近所のおばちゃんのようにウキウキと見始めたら、これが何ともよい。
可愛い。
色めきたつ。
甘酸っぱい。
ドキドキしちゃう。(いい年してても)
コメディ要素もありつつ、高校時代の二人の様子は、
「ああ、私もこんな高校時代過ごしたかったなあ」と思うような
キラキラした様子。
高校の校舎のビジュアルからドツボなのだが。
校舎の蔦が、特に。
こんな素敵な校舎に通いたかった。
二人ともそれなりにそれなりのこと(事情)を抱えてはいる。
屈託ってものがある。
その屈託を忘れてしまう高校時代のひととき。
その瞬間を共に過ごした特別感。
主人公二人を取り巻く登場人物も
なんだか三角だが四角だか発展していきそうな
絡みをしていて期待大。
これまた、これまで恋愛ものではみたことのなかった
キム•ソンチョルがウシクの友人として出演。
キム•ソンチョルといえば「刑務所のルールブック」での
法子役や、「ヴィンチェンツォ」のアホのお坊ちゃん役(特別出演)、
「ラケット少年団」での嫌なお兄さん(特別出演)といった役でしか
見たことがなく、
ロマコメにおいてどんな役割を果たしてくれるのか個人的にハラハラドキドキしている。
こういう同級生のロマコメものを見るといつも思う。
ああ、なんだって私は20も上の人と結婚したんだろう。
高校時代の話をしたら、「それ、いつの時代ですか?」というような
会話の噛み合わなさしかない。
そもそも夫の高校時代にまだ私は生まれていないし、
私の高校時代には彼はもう社会人としてそれなりの地位も得ている。
噛み合うはずがない。
高校が違えばそもそも同い年でも噛み合わないかもしれないが、
あの頃よく聴いた曲とか、
流行ったものとかそういう根底で同じ時間を生きているという
一体感みたいなものがあるんじゃないかという
幻想が私の中にはある。
まあ、ないものねだりであることは重々承知であるけども。
同年代とばかり付き合っていた頃には、
子供っぽく感じて佐藤浩市や中井貴一のような
大人のおじさんに憧れたものだけれど、
いざ結婚した相手といえば
年齢は上だが、中身は小学生。
見た目は大人、中身は子ども。みたいな。
コナンかよ、みたいな人だったという…うまくいかないもんだ。
大体見た目が子どもで中身は見た目に可愛げがあって許せるような気がするが、
中身が子どもって…あかんやん。
かなり脱線してしまった。
とまあ、日々ストレスを感じている中で、
このドラマに癒されているわけである。
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