【覚書】何に癒されるかはソレゾレ
以前、こちらの記事にて家庭用脱毛器を所望していることを書いた。
紆余曲折があり、
そして、実際に我が家にやってきた脱毛器。
以下、「ケ」に関することなのでお下品です。
防水のやつ。お風呂で使えるやつ。
夫が「お風呂で使ってな。そこらへんで使わんといて」と念押ししていた。
別にこれを使った瞬間にジョリジョリと毛が落ちるわけではないのだが。
人前でできるものでもないので、子どもとお風呂に入ることの多い私には
なかなか使うタイミングがないのだが、
チャンスを見計らって使っている。
レベルが1から5まで調整でき、始めは1から使用してくださいとのこと。
腕や脚なんかは4で使っている。
そんなに痛くはない。
光がぱちっと光った瞬間、少し熱くなる感じ。
最初は、ほんまにこれ効くんかいな、と半信半疑だったが、
何回か使用していると、確かに、「あれ?毛、薄くなってますやん」
と言った感じ。
私もマメではないので、まだ完全にツルツルにはなっていないのだが、
先日、娘がいつもの娘の寝る前の儀式、
私の腕をサワサワ〜っと触るのを繰り返していたら、
「なんか、ママの腕生っぽい」と言い出した。
「え?」と答えると、
「前は腕に毛があったのに、最近、ない。生っぽい」とのたまう。
え?
娘は赤ん坊の頃から、私の腕に自分の手をサワサワ〜っと繰り返し繰り返し
這わせては、安心して眠る、という儀式を繰り返していた。
もう、生まれてすぐの頃からなので、私も慣れたもので、
娘にされるがままになっていたのだが、
確かに最近それがなくなっていた。
それは、娘曰く、「生っぽい」かららしい。
え?それってさ、あなたが、ママの腕をスリスリと触っていたのは、
ママの腕がスベスベで気持ちいいからじゃないってこと?
「うん」
ママの腕の伸び放題になっていた毛を触っていたってこと?
「うん、なんていうか、草原をサワサワ〜ってしてる感じ。」
なんていうか、いろんな面で恥ずかしい。
伸び放題になっていた自分の腕も恥ずかしいし、
それを自分の腕がスベスベだからと勘違いしていたのも恥ずかしいし、
それを「草原」と表現し、恍惚とした表情の娘も恥ずかしいし、
今や私の腕が「生」と表現されるのも恥ずかしい。
寝る前に「なまっぽい」と表現され、打ち捨てられた我が腕よ。
切ない。切ない。切ないぞ。娘よ。
でも、私の全身は今や、順調に脱毛されていっている事が
これできちんと証明されたってもんだ。
自信を持ってお勧めできる。
ヤーマン・脱毛器。
しかし、これを手に入れたことを実家の母に伝えると、
「そんなもん買わんでも年取ったら、なんぼでも
薄くなるのに」と
身も蓋もないことを言われた。
マジっすか。
でも、友達は医療用レーザーとか一回もしたこと無かったら
ボーボーって言うてたで。
「でも、お母さんは何もせんでも、薄くなったわ。」とのこと。
まあな、確かにな、しつこく生えることは無くなった気もするな。
でも、いいもん。もう買ったんだもん。
そして、最近、思春期の息子が
「え、薄くなるんなら俺使っていい?足に使いたい!」だそう。
え、いいんかな?確かに、最近男子も脱毛するって言うよな。
でも、生やしたいとか思う日はこんのかな?
そこらへんの感覚がまだ昭和と平成育ちの私には追いつかん。
「子どもが使えるんか、調べとくわ…」と言葉を濁して、
その場をやり過ごす、私。
ちなみに、これでまだ夫のミミゲについては処理していない。
VIOについてもそんなに痛みは感じないのだけれど、
どうなんだろう。耳は痛いのだろうか。
痛かったらいいのに、と思う、性格の悪い嫁である。
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