【覚書】コナモンの話
コナモン。
そう、粉もんの話である。
夫は大阪の出身だからか、粉もんが好きである。
粉もんというか、ソース?
お子ちゃま口なので、やれ「あれは食べたくない」だの
「今日はその気分じゃない」だの
うるさいのだが、とりあえずソース系を出しておけば黙る。
中でも夫は焼きそば派で、しょっちゅう焼きそばを作らさられるので、
私はもう焼きそばを自分からは作りたくなくなってしまった。
子どもたちも焼きそばを食べたいなんて言わない。
もし、私が飲食店をするならば焼きそば店ならできる気がする。
(美味しいかどうかはわからない)
で、私は焼きそばよりもお好み焼きが、お好み焼きよりもたこ焼きが好きである。
娘も、フライドポテトの次にたこ焼きが好きだそうだ。
(その告白の意味がよくわからない)
焼きそばは作り飽きてしまったので、最近はお好み焼き、
もしくはたこ焼きでソース類を摂取している。
世の皆様はどうなのか知らないが、我が家では
晩御飯メニューに「たこ焼き」がある。
昨晩も実はたこ焼きだった。
そして、昨晩は最近、購入したたこ焼き器がデビューした日でもある。
これが大変良かった。
夫と結婚した当初は夕飯メニューにたこ焼きがあるという概念が私にはなかったので、たこ焼き器を購入しようと思っておらず、
何かの懸賞でもらったか何かのホットプレート?のたこ焼き器をこの10年使い続けていた。
子どもが生まれると夕飯「たこ焼き」は割と喜ばれるメニューなのだが、
旧たこ焼き器は、火力が弱く、その上数が少なかったので、
たこ焼きをお腹いっぱい食べるのに
2時間ぐらいかかっていた。
ところがどっこい、この新戦力。ガスのたこ焼き器なのだが、
火力が大変強い。
あっという間に焦げ目がつくので、忙しいっちゃ忙しいのだが、
子どもたちが「熱い熱い」と言いながら第一陣のたこ焼きを食べているうちに、
第二陣があっという間に出来上がっている。
こいつはいい。
時間がかからないのもいいが、あっという間に外に焦げ目はつく、ということは
いわゆる「外はカリ、中はジューシー」なたこ焼きが手に入るということである。こいつはいい。
ちなみにどうでもいい話だが、
昨日我が家ではデフォルトのタコ以外に、
一列目はコーン、二列目はチーズ、三列目四列目は紅生姜入り、
五列目はキムチ、という布陣で臨んだ。
どれも好評であった。
こういうあれこれ味を変えるのも、さっと短時間で出来るからに
他ならない。
これまでのたこ焼き器ではもう待っていられなくて、
味とか変えてられるか、早く焼きあがれよ、そればっかりであった。
たこ焼きを嗜む人からは当たり前のものなのかもしれないが、
私は友人宅でこのたこ焼き器を初めて見て感動し、
自分でもいたく気に入ったので、
是非ともおすすめとして記録しておきたかった次第である。