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「真面目で不器用」は短所じゃなくて強み。

学生の頃から、不器用で覚えが悪かった。
それをカバーするために人一倍真面目だった。

真面目なところも不器用なところも、自分つまらないな~って思う私のコンプレックスだった。


そんな私の短所が、今の仕事を通して『強み』に変わった。


学生の時の授業も、部活動での指導も、仕事の研修も、最初は理解が遅い。


仕事となると、それでもできないといけない。

できるまで、どうしたらできるのだろう、と奮闘する。


先輩が「こういう感じ!」と教えてくれたことが、

どうしてそんな簡単にできるの!って思ってしまうし、
先輩からは「なんでできないか分からない!」って言われていた。

同じ説明でできる人は多くいるが、私はそう簡単に出来ないと自負していたので、

とりあえず動画を取り、メモを撮る。

習ったあとは、ひたすら復習と自主練をした。


自分の動作を動画にして、今どこができていないかを考えたり、

協力してくれる同僚や友達ががいたら練習させてもらったり、アドバイスをもらった。


人一倍できないのに、人一倍周りに迷惑をかけたくなかったので、

次先輩に習うまでひたすら勉強をした。


周りに似た存在がいない職場だったので、
最初は不器用さに驚かれたが、
次は急に出来るようになっていることに驚かれ、
真面目なところを長所と感じた上司から、
教育の担当を任せてもらった。


不思議なことに、「何ができていないか」見つけると「何が問題だから」が分かり、「どうしたら改善されるか」がすぐに分かってしまう。


そのできない、は私がすでに経験済みだから。

そしてできない悔しさにも、できた喜びにも、共感ができる。


わたしの真面目さ・不器用さが、 今 人のためになっている!



十数年抱えてきたコンプレックスは実は自分の長所だった。


誰よりもやる。

真面目を貫き通す。

真っ直ぐに生きる。


真面目で不器用!

そんな自分でよかった!

おかげで今 胸を張って働ける。


#あの失敗があったから

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