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音楽と詩人~新たな発見と再発見の夏

すっかり秋めいてきましたね。
この夏は音楽や文学のジャンルで心が満たされるような発見があった夏でした。

アイスランド音楽との新たな出会い

まずはアイスランドのミュージシャン。
音の雰囲気がすごくツボで、しかも猛暑に心地よいサウンドと歌声で一気に惹きつけられました。

Soley(ソーレイ)という方で、日本でもライブをされたことがあるので、知っている人もいるのでは。

わたしはこの夏に初めて知りました。

特にこのEndless Summerというアルバムが最高です。

ダンス用の曲を色々探していた時に出会ったのですが、なんて涼しげなサウンドと歌声!とこのアルバムを聴くなり、一気に引き込まれていきました。聴きまくっています。
(ちなみにこの中からは踊れそうな曲はなく、違うミュージシャンの曲に決まりましたが、それはSoleyが参加しているバンドの曲です!)

涼しげな音楽と書きましたが、多分わたしはオールシーズン聴きたいくらい好きです。透明感があってちょっとクールな感じで、子どものような大人のようなトーン。

Soleyの音楽は聴いていると深みにハマりそうな曲が他にもありました。ただ可愛くてドリーミーな感じだけじゃなくて、どこかダークな不穏な感じが見え隠れしている感じがするのです。

Soleyのこういう世界観好きな人いっぱいいそうだけど、多分このエンドレスサマーのアルバムが一番とっつきやすい気がしました。

Danceという曲も素敵!↓

アイスランドの音楽、他にも良さそうなのがありそうで、私的にブームがきています。

New Jeansとの出会い〜Kポオタ再燃か!?

音楽をもう一つ。

卒業したはずのオタ活が復活しそうです。
(何回目??)

依存・中毒型のオタ活には戻らない自信はあるけど、コンセプト・世界観に見事にハマってしまいました。

それが、この夏にデビューしたNew Jeans。
(アイドル低年齢化現象の槍玉に上がった感があったし、本人たちのパフォーマンス外のところで色々と話題になってしまい本人たちが気の毒だったな、、、と思います。わたしはドルオタの世界に慣れすぎて麻痺している感はあるので要注意ですが、一般的な価値観からすれば確かに考えさせられました)

今年に入ってから生活に変化が起きたことや、他にも色々な要因が絡んで、一気にオタ活に興味がなくなり、何も追っていなかったのです。

特定のグループのオタ活していると、それに付随してのケーポ界隈の情報がすぐに入ってくるもんですが、追っていないとデビュー情報や色々なことから疎くなるものです。
(春から夏まで忙しすぎたので、それはそれで丁度よかったし、本当に興味がなくなっていた)

もうわたしもケーポオタ卒業だわ♪なんて時に、YouTubeを見ていたら、サジェストにNew JeansのMVが出てきたのです。
既に、元推しグルの動画が出てきてもスルーするくらいなのに(注:嫌いになった訳ではありません!)、ニュジはなんとなくMVを見てみたら、めちゃんこツボ!
世界観がドンピシャで好みでした。

AttentionのMV(これがそれ↓)

アルバムの収録曲はケーポオタじゃない人でも楽しめるアルバムになってます。

数年前までのKPOP一辺倒だった頃に比べると、ここ1-2年は昔のように色々な音楽を聴くようになってきました。

わたしは流行っているからという基準で音楽を聴かないので、どんなに流行っている曲や、自分の心の琴線に響かない音楽だと、どれだけ人気のあるグループやミュージシャンであっても全く聴かない、という偏った嗜好なのです。

なので、これまでのわたしだとYouTubeのサジェストで上がってくるような音楽系の動画は、ほとんどスルーしてきたのです。

いつもならNewJeansが上がってきても見なかっただろうに、なぜか見てみたいと思い、あっという間に引き込まれていきました。

これは運命だね!

というオタクにありがちな(気持ち悪い)発想で、ウキウキとのんびりと応援するという今に至ります。

ライトなオタク復活です笑

茨木のり子さん

この夏は素敵な音楽に出会っただけでなく、素晴らしい詩人の魅力にも、ようやく気がつきました。

茨木のり子さんです。

実は茨木のり子さんの詩が、昔は苦手だったのです。

それが今読んでみると、自分の心に響くのですよね。
おそらくわたしの中の何かが成長したというか、変化したことによるのでしょう。

本質的なことを見抜ける人を、今のわたしはかなり好ましく思います。
昔の自分は物事をちゃんと見ようとしない性質だった気がするから、茨木さんの詩は、勝手に怒られているような感じがしていたのです。

今は背筋がピンと伸びるような、でもユーモラスな視点も忘れず、瑞々しい感性でいっぱいの茨木さんの詩が大好き。

それに色々な作品を読んでみると、柔らかい感性で言葉を紡がれていて、読んでいると心がふわっとほぐれる瞬間を感じられるのです。

茨木さんはわたしの祖母と同じ年に生まれ、東京で建てられたお住まいが、祖母が住んでいた地域とほぼ同じということも知りました。

あとは、ハングルを学習されていたり。

わたしは一時期熱心に韓国語を勉強していたので、勝手に親近感を持ってしまい、ここでも一瞬オタクならでは思考となり、

これは運命だね!

となっています。

こちらの本はその西東京のお宅を垣間見れる一冊です。


茨木のり子さんの詩で好きなのは、この3つ。

みずうみ
くだものたち
倚りかからず

多分その時々で自分にとって響く詩が変化していきそうだけど、これは凄く好き。

もう一つ。
困ったことに、読んでみたい本が書店で手に入らなそうで、古本屋とかメル○リを利用するしかないという状況。

ハマると集めたくなるコレクター気質をどうにかしたいものです。

季節が移り変わるように自分の好みも変化する


春先からの生活の変化による疲れが一気に出たのか、この夏はダラダラしていたのですが、素敵な音楽と詩人の存在でハッピーな夏になりました。

ずっと変わらずに宝物のように好きなものもあれば、季節の移り変わりのように、さりげなく入れ替わっていくものもあります。

そこが人生の面白さだなーって思います。


秋にはダンスの発表会が控えています。今回は屋外で踊ります。
レッスンで屋外で踊ることもあるのですが、発表会だとまた雰囲気は違ってくるんだろうな。

そう、曲はアイスランドの音楽を流して踊ります!

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