バルトークのビオラ協奏曲
あるオファーをいただいて
バルトークのビオラ協奏曲のオケ伴を練習しています。
ビオラのための協奏曲のなかでも、名曲中の名曲…✨
何度も誰かの演奏は聴いてはいたけど
自分がオーケストラパートを弾くとなると、
解釈やアナリーゼ、フィンガリング…
やることが尽きなく、なかなかゴールがみえません。
でも、そのいっぽうで
勉強すればするほどこの作品の偉大さに圧倒され
こんなに素晴らしく感動的な作品がこの世に在ることや
それをこの手で演奏できることが
とてつもない幸せに感じられて涙ぐんでしまい
続きが弾けなくなってしまったり…。。
音楽のもつ愛のエネルギーは、最強です💖
バルトークの音楽の根幹には
命のよろこびと、圧倒的に輝く光があります。
不協和的にきこえるハーモニーの向こうには
幸福な調和と美しい宇宙が広がっていて
そこにたどり着いた瞬間、
それまで感じていた孤独も苦しみも、悦びにかわる。
西洋音楽のスタイルが確立されるずっと昔から
私たちが親しんでいたような
力強く、素朴で、不自然さが微塵もないメロディーや
リズムとの出会いが、そこここに息づいている。
、、、と、そんな愛と光に溢れているこの作品の
強力なエネルギーに朝からずっとやられっぱなしだったので
昼下がりに、“酔いざまし”しようと散歩にでたら、
外の世界もおおきなよろこびに溢れていました✨
白梅が見事に満開。
ダイナミックに空と地をてらす太陽のひかり。
庭の小さなチューリップたちも精一杯“今”を謳歌していました。
輝くばかりの春の命たちに、感謝🙏✨