なんかしんどい。長く続く停滞感から脱出するヒント。
何かをしようとするとしんどいときってありますよね。
●好きなコトなのに、気が乗らない
●前に進みたいのに、歩みがとまって進めない
●言われた通りにやっているけど、なんか違う
やればやるほど、もがいて溺れているような感覚。
前に進みたいのに、ずっと同じところでもがいている。
そんな自分が情けなくて、
自己肯定感もだだ下がりで、
毎日がしんどい。
停滞している。
自分だけがポツンと取り残されている。
私もついこの間までは、そんな状態でした。
文章を書きたいのに書けない。
頑張って書いても書いても、自分じゃない誰かが書いているみたいな感覚。
だから書けば書くほどむなしい。
はじめはこんなんじゃなかった!
書くのが楽しくて、一日に何本のブログを書いていた時期もあった。
・・・いつからこんなんなったんだろう。
つい最近、もがき続けることになった原因に気がついたんです。
それは、自分じゃないこと、自分の外側ばかり気にしていたから。
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私は会社員からフリーランスのパーソナルトレーナーに転職しました。
転職するときは、誰かの健康を私なりに支えたいと思っていたの。
たとえば東洋医学、脳科学(スピリット)、ピラティスやボディワークで、心からカラダを元気にしたいと思っていた。
今でこそピラティスはブームになっているけど、当時はマイナーな存在。
ボディワークはさらにマニアック。
学ぶ過程で知った知識、経験が楽しくてアメブロに書きまくっていた時代もあった。
大好きなはずのそれらを全く書かなくなってしまったのは、マーケティングの勉強を始めてから。
パーソナルトレーナーとして軌道に乗ってきた3年目からマーケティングを学び始めました。
自分のお客様は誰か(ペルソナ)、強みは?(USP)、売れる商品は?
何回かマーケティングの講座を学び、その都度、講師にコンサルをしてもらったのだけど、講師たちは例外なく
「売れる商品づくり」
ということでダイエットやボディメイクを推す、推す、推す。
ダイエットはいつの時代も普遍的なニーズがあって、
自分の体型を気にしている人ならば飛びく魔力がある。
ちょうど某パーソナルジムがブームになったこともあって、ダイエットやボディメイクを推され、商品を作った。
でも、私の心はそれを拒否してた。
高額な費用を払ったから、流れにのっとって商品を作ったのだけど、
そこから先には進めない。
それどころか、瞑想やメンタルの勉強を新たに始める始末。
そして瞑想を広めたくて他の講座を受講したのだけど、マーケティング的には瞑想も売れないからとダメ出し。
今でこそマインドフルネスが市民権を得ているけど、それでもそこに高額のお金を払う人はいないって一蹴されて、
結局、そこでもボディメイクの商品を作ったの。
そんなことを数年間繰り返していたら、いつの間にか
「こんなことを書いても受けないんじゃないか?」
って自分が本当に書きたいことを封印するように。
マーケティング的に受けが良いダイエットの記事とか書いてみたけど、
本当にやりたいことではないから、私でない誰かが書いているみたい。
ダイエットの知識も指導実績も豊富だから、いくらでも書けるはずなのだけど、そこに「心(私)」が不在で、読み返してみるとまるでウィキペディア。
それがむなしくて書けなくなってしまった。
というコトに最近気づいた。
でも、停滞するってそういうことなんだよね。
自分が心からやりたいことに向かっていたら、ぐんぐん行動してしまう。
「あの人だけはやめておきな」
って言われている人を好きになって止められないみたいに。
誰がなんと言おうと私はコレをやりたい!
やるんだ!
って信念が生まれて、行動する。
なのに、動きが止まってしまうのって
本当にやりたいのかな?
って一度、疑ってもいいかも。
私たちは日頃、自分でも気がつかないうちに外側の世界の影響を多分に受けています。
ネットニュース、SNS・・・
無意識に誰かと自分を比較したり、
他のものが良く見えたり。
または好意でアドバイスしてくれる専門家や知人の言葉。
もちろん、誰かのアドバイスにハッとさせられ、そこから道が開けることもある。
でも、あなたがやっていて苦しくなったり、
思うように物事が進まないのであれば、
一度、自分の心に聞いてみてもいいと思う。
ソレを本当にやりたいのか。
自分(心、本心)をどこかに置き去りにしていたら、なにをしてもむなしいだけ。
自分のホンネって放っておくと、どこかに隠れていたり、置いてけぼりにされていることがあるの。
だから一度、しっかりと自分のホンネと向き合って、ホンネを見つけたらがしっと捕まえておこう。
ホンネからしか行動は生まれない。
前に進むことはできないから。
この記事もマーケティング的に言ったらNGだと思う。
キラキラワードなんてどこにもない。
高額の商品化できる要素もゼロ。
でもいいの。
この記事を読んでくれたあなたが元気になったり、前に進むきっかけになったら私はめっちゃ嬉しい!
それでいいんだよ。