ハンドボール無知だった私がハンドボール無しでは生きていけなくなったワケ【②】
衝撃
会場には1人で行った。
琉球コラソン開幕2戦目、大崎電気との対戦。試合前、選手達はコートでまだアップしていた。
なんの変哲もない市民体育館。音響さえあるものの、照明も蛍光灯で観客席も手作り感に溢れていた。
『少し迫力に欠けるな』アリーナを見慣れていた私は、そんな残念感さえ感じていた。
シュート練習が始まる前までは‥
そして、それが始まった時私はカメラを持つ手が震える‥
選手のジャンプ力、ボームを掴む力強さ、ゴールに突き刺さるシュート音、そして
選手達の真剣な表情‥
なんなんだろう‥、この高揚感は‥
まるで、運命の相手を一目惚れで見つけてしまった
そんな感覚に襲われた‥
なんて魅力的な競技なんだろう!もっとこのチームを知りたい!もっとこの競技を知ってみたい!
試合は敗戦したものの、帰路に着く私には満足感しかなかった。家に帰って、早く写真が見てみたい!待ち切れずに、近くのファーストフードに立ち寄り、震える手で写真を見返したのを覚えている。
百聞は一見にしかず
私みたいに、今まで全く観戦したことがない競技を1人で観に行こうという変わり者はなかなかいないと思う。
私だって、写真を撮りたいという目的がなければ、もしかしたらハンドボールを観に行こうとは思わなかったはずだ。
なので尚更、観戦目的のファンを全く違う界隈から獲得するという事は至難の業なのかもしれない。
しかし、競技の魅力を発信し続ける事は、それに繋がる1番の道だ。
どうやって発信するのか?どうやって発信すれば、1番効率的に、効果的に、そして魅力的に発信できるのか?
こんなにカッコいい、面白い、素晴らしいスポーツを知らないなんて勿体ない!
それにはやはり写真の力、SNSの力が必須になってくると考え、今シーズンの琉球コラソンを追っかけて、私のアカウントで発信してみようと決めた。
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