チュニジアに1週間滞在してみた!【デジタルノマド生活】
こんにちは!海外や日本各地を転々としながら、色々な場所でリモートワークするノマド生活を送っているミナイです。
2024年1月に、北アフリカの国チュニジアでデジタルノマド生活してきました!エジプトとモロッコには行ったことはありましたが、チュニジアは初めて。どんな国なのかドキドキでしたが、日本とは全く違うイスラム文化圏で、リフレッシュしながら仕事ができました!
なぜチュニジア?
今回はoViceのチュニジアオフィスオープンのために行きました!サービスリリース当初から、多くのチュニジアのエンジニアの方たちが開発に携わってくれており、今回やっと子会社化&オフィスをオープンできました。
1日前乗りして首都のチュニスを観光。それ以降は会社のメンバーと南部のリゾート都市モナスティールに1週間滞在しました。
移動はドバイ経由で
チュニジアに行くには、UAEのドバイ、カタールのドーハ、トルコのイスタンブールなど、中東諸国のどこかを経由して行くのが一般的。私はエミレーツ航空でドバイ経由で行きました!
▼エミレーツ航空とチュニス・カルタゴ国際空港の様子をまとめたブログ
【滞在】首都チュニスと北東部の都市モナスティール
今回はチュニスに1泊、北東部のモナスティールに6泊しました!
メインの滞在はMarina Cap Monastirに!今回はオフィスで仕事をする予定だったのでホテルではほとんど仕事はしませんでしたが、Wi-Fiが弱かったので、NomadというeSIMを使ってテザリングしました。ホテルのお湯は短時間しか出なかったので、シャワーはささっと浴びました!
【仕事】チュニジアからのリモートワーク
今回はチュニジアにオープンしたばかりのoViceのオフィスで働きました!
日本との時差を利用してオフィスで仕事
Wi-Fiが整っていなかったため、会議はたまに途切れてしまって大変でした。ただ、良くも悪くも時差があり、私の仕事の場合は日本と同期することが少なかったので、Wi-Fiに苦戦しながらもブログやプレスリリースなどを作りました。
チュニジアと日本の時差は8時間。今回はチュニジア時間に合わせる形で働きました。日本とどうしても直接やり取りする必要がある時は、チュニジア時間の9時頃(日本時間の17時頃)にミーティングするなどの工夫をしました。
私の場合、仕事は基本的に非同期で行い、上司とも上記の時間帯にミーティングして業務をある程度すり合わせ、各自すすめるという形にしました。非同期で自分の時間をうまく確保して仕事できたのは良かったです。
カフェでの仕事は?
今回カフェでの仕事はしませんでした。街を歩いて見た感じ、チュニスもモナスティールもリモートワーク向きのカフェは少ないように感じたので、仕事をするならホテルの方が良さそうでした。以下のブログで仕事ができるチュニスのカフェも紹介されていたので、試しに行ってみるのも手です。
【観光】メディナ巡りや、青と白の街が楽しい
各都市に「メディナ」という旧市街があります。都市によって規模はもちろん、印象も違ったのでメディナでのお散歩が本当に楽しかったです!
チュニスのメディナ
今回行った3都市で一番大きかったのがチュニスのメディナ。大きなモスクもいくつかあり、規模も大きくて迷路を歩いているようでした!ただ、観光地なだけあって客引きも多かったです(汗)
モナスティールのメディナ
今回行った中で一番小規模でしたが、客引きはおらずこじんまりしていて自分のペースで歩けました!青い扉がきれいで、ゆっくり散歩するのにちょうど良い大きさでした。
カイルアンのメディナ
北アフリカのイスラムの発祥の地とされているカイルアン。他のメディナに比べて色々なパステルカラーの扉が印象的でした!大きなモスクを上から眺められるお店もありました!
青と白がきれいなチュニス郊外の「シディ・ブ・サイド」
ギリシャのサントリーニ島やモロッコのシェフシャウエンのような青と白がきれいな場所が、チュニジアにもありました!特にチュニス郊外の「シディ・ブ・サイド」は本当にきれいでした!
▼シディ・ブ・サイドのおすすめカフェやお土産やさんのブログ
【食事】チュニジアの食べ物の特徴
1.ボリューム満点で辛い物が多い
中東で有名なデーツ(なつめやしの実)も、ワイルドに大量に売っていてしかも安いので手軽に楽しめました。食事をするとおいしいパンが大量についてくるので、毎食おなか一杯に(笑)
チュニジアのレストランに入ると、大体のところでメニューが1人1つ配られるので、自分のペースで好きなものが選べて良かったです(笑)
2.お酒はほとんど置いていない
イスラム教徒が多い国なので、ほとんどのレストランにはお酒がありませんでした。私はお酒があまり好きではないのでちょうどよかったですが、チュニジア人の社員たちとみんなでご飯に行った時、水で乾杯していたのは今振り返ると新鮮な体験でした。
3.コーヒーが濃厚
驚いたのはコーヒーの濃さ!日本のブラックを2倍に濃縮した感じのものが多く、カプチーノのような味のものが多かった気がします!「ブラックコーヒー」を頼んでも、ミルク入りのものを渡されることもありました(笑)
チュニジアの印象
初めてのチュニジアで、行く前はどんな国か想像もつきませんでしたが、おもしろいことがいっぱいでした!
1.中東8割、ヨーロッパ2割
アフリカ大陸にありますが、サハラ砂漠より北ということと地中海に面していることもあり、アフリカ感はほとんどありませんでした。イスラム教徒が多い国なので、かなり中東諸国に近い雰囲気で、少しヨーロッパっぽさもある印象でした!
2.物価は日本の半分くらい
物価も日本より安く、色々お手頃価格で楽しめました!モナスティールでは、タクシーも500円もあれば十分街中を移動できるくらいでした!
3.かわいい雑貨が多い
シディ・ブ・サイド以外にも、各所にかわいい雑貨屋さんがありました!個人的にはアラビア文字が描かれた食器がおすすめ!モロッコの雑貨も好きでしたが、チュニジアはまたちょっとデザインが違い、仕入れて販売したいと思えるくらい好きになりました(笑)
4.山・海・砂漠の景色がきれいで、猫が映える
オリーブとサボテン畑が広がるチュニジア。のどかさに癒され、それでいて地中海の青い海もきれいでした!今回は行けませんでしたが、南部のサハラ砂漠も本当にきれいらしく、次はもう少し長期で滞在しようと心に決めました。
チュニジアは全体的に猫が多い印象でした。人懐こい猫も多く、どちらかというと犬派な私でもすごく癒されました。
5.人がフレンドリーで優しい
特にモナスティールでは外国人が少なかったため、街を歩いていると目立つのか良く声をかけられました。アラビア語なので何を言っているか分かりませんでしたが、英語で頑張って話しかけてくれる人も多く、フレンドリーな印象でした!
チュニジアの注意点
意外と英語が通じない
アラビア語とフランス語がメインのため、街中では意外と英語が通じませんでした。メニューも基本的にアラビア語かフランス語のため、Googleレンズを駆使して何とか読み取っていました。
タクシーアプリの難易度が高い
チュニジアではタクシー配車アプリの「Bolt(ボルト)」が使えましたが、アプリ上のナンバーの表示は左から右、ただしタクシーのナンバープレートはアラビア語と同じで右から左に(数字だけは左から右に)読むため、最初うまく見つけられずに苦戦しました。
アラビア語を勉強してまた行きたい!
実は大学時代にほんの少しだけ学んでいたアラビア語。中国語を始めたタイミングだったのでアラビア語はあきらめてしまったのですが、ムスリムの文化が気に入ったので、今年のリスキリングは「アラビア語」にして、また訪れたいと思いました!
▼カナダ滞在
▼シンガポール滞在
▼国内外でのノマド生活をまとめたマガジン
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