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洞窟に天の川!?土ボタルが無料で見られるニュージーランドの穴場スポット「ワイプ洞窟」

こんにちは!海外や日本各地を転々としながら、色々な場所でリモートワークするノマド生活を送っているミナイです。
2024年のゴールデンウィークにニュージーランドに行きました。5年前にも訪れたことがあり、その時感動したのが青い光が特徴の「土ボタル」。土ボタルとはヒカリキノコバエの幼虫で、それが洞窟の中で発する青い光が星空のように見え、「天の川」と表現されることもあるほどきれいです!
土ボタルで有名なのはワイトモ洞窟ですが、「他にもあるのでは?」と探していたところ、無料で見学・撮影できる穴場スポット「ワイプ洞窟」を見つけました!今回はワイプ洞窟の場所や感想をお伝えします!


オークランドから車で2時間半ほどの場所にある「ワイプ洞窟」

ワイプ洞窟はオークランドから北西に車で2時間半ほど行った場所にあります。ハイウエイから一般道のようなところに変わり、最後はあまり舗装されていない道を進んでいくため少し不安になりますが、看板が出ているのでそれを目印に進んでいくと着きます。

最後の方は道路も未舗装に
駐車場から道(左奥)を撮った様子

何時間でも見ていられるほどきれいな洞窟の中の天の川!

駐車場はあるものの、その周りは草原なので、初めは洞窟の入口に気づきませんでした。よく見てみると草原と森の境目に小さな看板を発見!進んでいくと洞窟の入口がありました。

洞窟の入口にある看板

洞窟を入ったら左へ

洞窟を入り、左にある川を渡ります。中は真っ暗なので、懐中電灯を片手に進んでいきます。
5分くらい歩くと道が途切れるので、その場に座り、ライトを消してしばらく静かにし、目が慣れてくるまでじっと待ちます。

洞窟の入り口(写真右奥)を入ったら左手に進み川を渡る
どんどん奥に進んでいく

目の前に広がる青い星空に感動

しばらくたたずんでいると、目の前にたくさんの青い光が!!

おびただしい量の土ボタルが見られる

突然目の前に土ボタルが出てきてくれるのではなく、目が慣れたことによって徐々に見えてくるのですが、「こんなにいたのか!!」と驚くほどです。
お腹が空けば空くほど強い光を放ち、獲物をおびき寄せるという土ボタル。見渡す限り青い光に包まれている感じが、なんとも不思議でした。

洞窟を見上げた時の写真

しずくがしたたる音、かすかに揺れる青い光に、時がたつのを忘れる

水がしたたり、そのしずくが下を流れる川に落ちる音が響くなか、たくさんの青い光がかすかに揺れる光景は本当に幻想的で、何時間眺めていても飽きないほどきれいでした!
もともと30分くらい滞在して帰ろうと思っていましたが、気づいたら2時間以上経っていました(笑)時を忘れて見入ってしまうほど、この世のものとは思えないきれいな景色でした。

向こうに映る人の影は私。写真を撮るのはかなりむずかしい。

目が慣れると、手が届くのではないかと思うくらい近くにも土ボタルがいることに気づきました。

複数の糸をたらし、青い光を放って獲物がかかるのを待つ土ボタル

ここが無料で開放されてるのが本当に不思議なくらい、キレイな土ボタルの天の川をゆっくり堪能することができました!

ワイプ洞窟の注意点

個人的にはまた行きたいと思うほど気に入りましたが、いくつか注意点も記載します。

オークランドから遠く、他の見どころは少ない

オークランドから車で2時間はかかります。有名な観光地からも遠いため、ニュージーランドでの滞在日数が短い場合はなかなか行きづらいかもしれません。

増水したら入れない可能性がある

ワイプ洞窟に流れている川の流れはそこまで速くないものの、大雨などにより増水する可能性があり、場合によっては立ち入り禁止になるようです。

濡れたり汚れたりしても良い服装で

川をわたるため、くるぶしくらいまでは水に浸かる可能性が高いです。そのため、長靴もしくはサンダルのような濡れても良い靴で行くことが必須で、泥もつくため汚れても良い服装で行くことをおすすめします。

はらっても落ちないくらい泥がついた

遠いけど行く価値あり!

週末だったため人の多さを心配していましたが、私が行った時はチラホラ人の出入りはあったものの、自分たち以外に数人程度とそこまで多くなく、満足するまで滞在できたのはうれしかったです。洞窟内はアップダウンもあまりないので思っていたよりも歩きやすく、実際子ども連れで来ている方もいました。
中腰になって川をさかのぼり、もっと奥に行くこともできるようですが、今回行ったあたりでも十分土ボタルを堪能することができました。
ここまでゆっくり時間をかけて土ボタルを見られるところはそうそうないと思うので、もし時間に余裕があれば行ってみる価値はある場所だと感じました!

▼ニュージーランドの観光


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