12/1文学フリマ東京39に参加します!
文学フリマとは?
2024年12/1 東京ビックサイト(国際展示場)で開催される文学フリマ東京という、文芸同人誌即売イベントに参加します。
文学フリマってなんぞ? って方は以下のリンクをご参照ください。
文学フリマ東京39 – 2024/12/1(日) | 文学フリマ
まあ、文芸版コミケみたいなものかと。
プロの作家さんも参加されているので、自分の本棚にある本の作者さんの同人誌が手に入る機会かもしれません。
まだ、文学フリマに来たことのない方、ぜひ覗きに来てみてくださいね。
新刊案内
新刊『幻影のムスメたち』/幻影嬢広報部
江戸川乱歩の誕生地である三重県名張市に本拠地を構える、隔月開催の女性限定読書サロン「幻影嬢」。
その有志による乱歩誕生130周年を祝う記念合同誌を作りました。
幻影のムスメたち6名のそれぞれの乱歩愛、読書サロンの雰囲気などが伝わる冊子……になっているはずです。
既刊案内
『かまいたちの夜トリビュート ぼくだけのかまいたちの夜』
【収録内容】
小説、舞台『かまいたちの夜~THE LIVE~』レポ、エッセイ。 30周年の記念イヤーに何かできないかと、長年の「かまいたち」への熱い想いを吐き散らかした一冊。
『共演 きょうえん ~ミステリ屋とSF屋がお互いがお題をブン投げ合って出来上がった物語~』
サブタイトルにもあるように、お互いにお題を投げ合ってそのお題を元に書かれた物語をお互いに書いています。
ミステリ『怪盗伯爵と碩学の城』の試し読みはこちら
SF『Saved -Four Centuries Diary -』の試し読みはこちら
5月に編んだ『葉山嘉樹作品集』も少数部ですが持って行きます!
「蟹工船」の小林多喜二に多大な影響を与え、プロレタリア文学の突然変異と称される作家の、多才で多彩な作品集。
教科書にも掲載された名作「セメント樽の中の手紙」を表題作に、新青年傑作選に掲載された人気作「死屍を喰らう男」のほか、市場に流通していない作品、青空文庫に掲載の無い作品を中心に収録。
プロレタリアの枠に納まらない10作品。
この一冊で、きっと、プロレタリア文学のイメージが変わります。
あとは、考察教室シリーズも持って行きます!
シリーズの概要は以下の記事から ↓
「近代文学作品をミステリのロジックで解き明かす」をテーマに、各巻読み切り形式で文学作品を読み解いていく、青春ライトミステリ作品です。
シリーズものなので、一番楽しめる読み方としては⓵から読むことを推奨しますが(登場人物などストーリー的な意味だけではなく、文学用語の解説が既出のものは省かれたりするので)各巻読み切りなので、気になる作品が題材の巻から入っても読めるらしいです。
最新刊は、5月、6月と連続で出した特別編二冊ですが、6月新刊は完売しました。どちらも増刷予定がないので、お早めにどうぞ。
他にはウチで唯一ビジュアルのついている作品
「オタクなカノジョのレンアイ事情」シリーズも長く愛して戴いております。
こちらは、ミステリ=血生臭い、小難しい、というイメージで嫌煙している方に向けた、やさしい日常の謎ミステリです。
社会人青春ライトノベルとしての要素をメインに、事件と謎があり、それを切欠に物語や人間関係が進んでいくタイプの物語なので、気負わずサクッとお読みいただけます。
なにより、挿画を担当していただいたCHIKAさんの絵が素晴らしいので、カバーイラスト&挿絵だけでも見る価値ありです!
他、シリーズ物はハードル高いし、ワンコイン以下で何か……という方は以下を。
こちらはショートショート短編集で、ミステリではないですが、不条理系や叙述ミステリがお好きな方に好んでいただいているようです。
元々、文芸イベントのアンソロで書き下ろしたものの再録なので、文字数制限やお題が出されて書いたものではありますが、それ以外は好き勝手書いているので私の癖が一番出ている作品とも言えます。
他の作品は、以下の公式カタログからご参考に。
S.Y.S.文学分室[文学フリマ東京39・小説|ミステリー] - 文学フリマWebカタログ+エントリー
あと、お隣【く-05】『手打ちそば四畳庵』さんで初頒布されるミステリアンソロに参加させていただいています!
同じあらすじを元にAIと人間がそれぞれミステリを書いて勝負!というテーマのアンソロで、堺屋は四番手『猿ヶ嶽島奇譚』を書きました。
孤島×因習×民俗学×見立て殺人のミステリです……が、王道本格ではない、いつもの堺屋ですw
季節の変わり目で、年末の忙しい時期ですが、体調に気を付けて今年最後の文学フリマを楽しみましょう!