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心も身体も丸ごとひとつ:ゆれ動く中で今ここにあること

自分への問いかけからはじめてみる


おはようございます。
みなさん、今の気分はどんな感じでしょうか?

私は気候のせいか、今朝、起きたばかりの時はちょっとドーンとした重たさがありました。
身支度をして、朝のヨガと呼吸法、瞑想をして、それから朝食をとって家事を済ませた今は朝よりスッキリ、調子は85%くらいという感覚。

ここでわたしがいう調子は、身体と心、内側のエネルギー含めてトータルなわたしとしての調子です。
誰でもそうだと思いますが、身体だけ絶好調、心だけ絶好調、身体も心もいまいちだけどエネルギーに溢れてるなんてことはないはず。私たちは全体として一つの個体。

いつだって変化し続けている自分

身体も心もエネルギーも今日だけでも朝起きた時と今とは違います。
それくらい身体も心も絶えず変化するもの。それにともなってエネルギーも。

以前のわたしはいつだって穏やかで調子がいい人になれたらいいのにと思っていましたが、今は身体も心も常に変化し続けるもので、それが人間としてどんなに健康的かってことを知っています。

自然が常に変化し続けて調和していくように、私たちも絶え間ない動きの中にあってそこでバランスを取り続けている。
身体だって、止まっているように見える時にも重力の下で小さく揺れ動き倒れないようにバランスをとっているし、そのために身体の感覚器や小さな筋肉だって働いています。
心にもいろんな思考、感情、記憶、様々な要素が作用しています。
どんなに落ち込んでいても小さなきっかけで喜びが溢れたり、すごく思いやりある自分でいたと思ったのに小さなことにイラッとしたり。

変化の中で自由に動けるように大切なこと


大切なことは、いろんな変化や動きの中で自由に行きたい方向に動き出せること。頭ではなく身体と心で動いていく。
無理矢理ではなく、力みではなく、より軽やかに。
そのためには、今、自分がいる場所が心も身体も自覚できることから。

緊張していること、疲れていること、頑張りすぎていること、自分に自分が厳しいこと、これら全部、わたしが長い間気づかないでいたこと。
わたしだけじゃなく、そんな人は多いのかもしれません。情報過多で忙しく、常に急いで慌ただしく、結果を出すこと、正解を出すことに追われすぎていると今ここにある自分を見失いやすいです。

そんな時こそ、最初にした自分への問いかけをして見てください。
今、自分はどんな感じ?
始めは全然わからない、そんな人もいるかもしれません。わたしもそうでした。そんな時は、そのまま少し静かに座ってみてください。最初は2分、慣れてきたら5分、座れるようになってきたら1日10分。

静かに座ることがどうしても辛い人には、目の前のことをただ丁寧にやることがオススメ。目の前の食事を、スマホもテレビも離れてただただ今、お箸で口に運ぶこと、口に入れて咀嚼することや食器を洗うこと、布巾を丁寧に絞ってテーブルを拭くこと、ちょっとしたことに心を込めて頭を静かにして、ただただ目の前のことを行う。

すぐに違うことを考え出したりする自分に気づいたりもするでしょう。
それはそれで気づいていることだけでいい。そしたら、また目の前のことに戻ってきてあげましょう。

そうしていくうちに次第に自分の声が聞こえやすくなっていきます。
調子は良くても、いまいちでもどちらにいてもいいんです。
現在地を知ることがまず自分を大切にする第一歩。

ただ今ここにある、今ここにいて自分だけに意識を向ける。そんな時間を自分の1日の中に増やしてあげるだけでも日々の疲れや緊張からの解放を感じられるかと思います。

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