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noteが書けないときの症状と、処方箋5つ
先週の金曜日と今週の月曜日、noteが書けませんでした。悔しい!
いちど「書けない」サイクルにはまってしまうと、そこから抜け出すのがなかなか難しいなぁと思いました。1日サボってしまっただけで、再開するときの筆の重さといったら……。そこで、次に書けなくなったときのために、「なぜ書けなくなるのか」そして「なるべく書くためにはどうすればいいのか」をまとめてみました。
症状① テーマが定まらない
まず、書けないときの症状その①は、書くテーマが定まらないことです。
書きたいことはぼんやりと色々浮かんでいるものの、全然まとまらない。「あんなことも思ったし、こんなことも思ったし……」と、いろんなことをうっすら考えてしまって、それをひとつの文章にまとめることができない状態です。
処方箋① ひとつの文章で書きたいことは一つにする
この症状への処方箋は、「ひとつの文章で書きたいことは一つにする」ことです。
言いたいことを全部まとめて入れようとしても、結局なにが言いたいのかわからなくなってしまう。それどころか着地点を見失って、まとめきれずに途中で挫折してしまうこともしばしばです。(わたしも本当によくあります。)
「今日はこのテーマで書く!」というのを最初に決めてしまって、そこから構成を考えていくといいかもしれません。
↓こちらの竹村さんのnoteもおすすめです。
症状② 書くネタがない
放っておけば、書くネタはすぐに尽きてしまいます。
書くネタがないのに絞り出して書こうとするのは、すごく苦しいです。苦しみながら書いていても続かないし、おもしろいものも書けないですよね。
処方箋② 他人からネタを吸収する
わたしは以前竹村さんに、こんなことを言いました。
「発信できるネタが尽きそうです、自分になにもなさすぎて……。カラカラの雑巾を絞ってもなにも出てきません」
その竹村さんがおっしゃったのは
「カラカラの雑巾じゃなくて買ったばっかりのスポンジだから、いっぱい吸収できるよ!」
ということです。
それまでわたしは自分1人の中からコンテンツを生み出そうとしていました。でも22歳の若造が、そんなにたくさんおもしろコンテンツを持っているはずもなく、出し尽くしてカラカラの雑巾になっていたんです。
でも、スポンジなら周りの人のおもしろいところをどんどん吸収できます。自分にはなにもなくても、周りにはおもしろい人がたくさんいます。
「いっぱい吸収して、書くぞ!」という気持ちで日々を過ごすと、周りの人の話も自然といつもより集中して聞きますし、意識的に話を引きだすことができます。
しかもアウトプットすることで、学んだ内容がより身につくので、いいことづくめなんですよね。
症状③ noteを1本書けるほどのネタがない
「ネタはなんとなくあるんだけど、これだけでnote1本ぶんも書ける気がしない……」ということも多いです。ツイートならできるのだけど、noteとなるとハードルが高く感じることはありますよね。
この症状は、「今日学んだことを、今日アウトプットしようとしている」ときに多いです。
わたしは仕事の中で学んだことをnoteに書いています。しかし、日々学ぶことはたしかに多いですが、ひとつのアドバイスで悩みがスッキリ解決したり、ひとつの作業で明確になにかを得るというのは難しいものです。
処方箋③ 気になったことは日々メモしておき、あとから肉付けしていく
ありきたりですが、処方箋はこれです。
なにかの教訓を得るときは、ずっと悩んでいることがあって、いろいろなものに触れて試行錯誤しているときに、ふと出会ったひとことにハッと気づかされるものです。
そこで、「悩み」「なんか気になる」の段階で、その「教訓のタネ」をメモしてためておくのです。そして、それにまつわる経験や気づきがあったときに、そのメモに追加して肉付けしていきます。
そうやってネタを熟成させると、気づけばnote一本ぶんのいいネタに仕上がっているはずです。
症状④ 一度やめると、なかなか再開できない
まさにいま、わたしが陥りかけていた症状です。
継続しているときは、「継続する」ことが目的になっているのでがんばれるのですが、一度やめてしまうと再開するのにはかなりのエネルギーを使います。
「皆勤賞を目指して無遅刻無欠席をつづけていたのに、一度風邪で休んでしまうともうどうでもよくなってしまう」みたいなものです。
更新しないと罪悪感もあるので、もうnoteを見るのも嫌になってページを開かなくなって、ますます書けなくなっていきます。
処方箋④ 更新しないことに罪悪感を感じないために「書く目的」を決める
この「罪悪感」というのが、けっこう厄介だなと思います。日記が3日坊主になってしまうのも、「続けられなかった」という罪悪感で、そもそも日記に触らなくなるのが原因なのではないかと思います。
「続けられなかった」と罪悪感を感じてしまうのは、「続ける」ことが目的になっているからです。
でも、書く目的ってそうではないですよね。もちろん「継続は力なり」と言いますし、続ける体力をつけることはひとつの目的かもしれません。
しかしそのほかにも「学びを忘れないようにメモしたい」「思い出を残しておきたい」「おもしろい情報をみんなに届けたい」など、書く目的はいろいろあると思います。
それをはっきりさせておけば、「今日はまだ学びが固まっていないから、書けないな」という日があってもそんなに罪悪感は感じないのではないでしょうか。「まあ、学びをストックするのが目的なんだから、固まってから書こう」と思える。罪悪感を感じなければ、みずから書くことを遠ざけたりもせず、ケロッとして書くのを再開できるんじゃないかと思います。(ずるい。笑)
症状⑤ 眠い
眠い。書こうという気持ちはあるのに、体がお布団に引きずりこまれていく……。そんな日もありますよね。
わたしはだいたい21時過ぎに家に帰ってきて、ごはんを食べてちょっと休憩して、23時くらいにnoteを書いているのですが、もうめちゃくちゃ眠い日があります。
処方箋⑤ 寝るときは寝る
そんなときはもう、寝たほうがいいです。早めに寝て、朝noteを書くのもいいですし。(そう思って寝て、成功したことは一度もないですが……。)
でもさっきのように「書かない」ことに罪悪感を抱かなければ、次の日にもケロッとして更新を再開できるでしょう。
『書くのがしんどい』にも、寝るのは大事って書いてありますので!(言い訳)
書くことは頭を使う仕事です。頭がスッキリしていないと、いい仕事はできません。「寝る」というのはいちばんシンプルで最強の方法です。ちゃんと寝ましょう。
— 書くのが楽しくなるbot (@kakushin_bot) November 26, 2020
ちなみに、ここに書いたのはあくまでわたしの体験に基づいた「処方箋」ですので、もっといい方法があれば教えていただきたいです!
あんまり気負わず、でも自分の「書く目的」をしっかり達成できるように、楽しみながら書けるといいですよね。わたしもがんばります。
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![とよふく/編集者](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119449343/profile_2aa94607a5d1acf45abc40634803a5be.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)