みもさぽ介護タクシー立ち上げの話し
介護タクシー「みもさぽ」(https://mimsapo.com/)を運営している株式会社MIMSAPORTの副島由佳です。
今回は3月よりスタートしたみもさぽ介護タクシーについてまとめました。
介護タクシーとは
介護タクシーとは、一般的に入院患者さんや障がいのある方々の移送を行うサービスです。
みもさぽは、比較的大きい車両のハイエースを保有しており、車椅子や車輪が付いた簡易ベッドのストレッチャーなどを積み込めるようになっています。
また、さまざまな病気や障がいを抱えた人が利用できるように、酸素ボンベや吸引などの医療機器の準備もあります。
みもさぽの介護タクシーの特徴
お客様からのどんなご要望にも「NO」を言わない点だと思います。例えば、急なご依頼にもお客様のご要望をお聞きして可能な限り対応します。
お困りごとは人それぞれ違います。みもさぽではあなたのお困りごとを丁寧に伺い、最適なサービスを組み立てご提案します。
例えば、医療処置が必要な方を移送する場合は、看護師が同乗したり、お客様が行きたいところに介護タクシーを貸し切ってお連れすることもあります。
日常生活に必要な外出・自由な外出のどちらもサポートしています。
介護タクシーを始めたきっかけ
弊社は看護師と理学療法士の2人で立ち上げた会社です。
医療従事者として働く中で、今ある医療制度では患者さまがやりたいことを支援できず悔しい想いをたくさんしてきました。
その悔しい想いから「誰もが生きがいをもって生きられる世の中をつくる」という壮大なビジョンを掲げていますが、日々やっていることは、一人でも多くの方が日常にちょっとした幸せな時間が過ごせるようにお手伝いをさせていただいています。
介護が必要な方、また医療が必要な方が外出をするとき、家族や公共交通機関、公的移動支援などには限界があり、民間として外出のお困りごとを解決するべくこのサービスに取り組む決意をしました。
介護タクシーの立ち上げ
わたしたちは、決めたら一直線!なところがあります…
介護タクシーがあればもっと多くの方と出会い、MIMSAPORTのサービスを届けることができるのではないかと考え、立ち上げに踏み切りました。
フタを開けてみたら、ビックリするほどの書類作成が待っていました。
介護タクシーをしようと決めたのが2023年10月。スタートしたのは2024年3月。結果、半年弱の期間が必要な長期戦となりました。
しかし、勉強になったこともたくさんあったので、振り返ると自分たちで申請作業をしてよかったと思っています。
もろもろ契約する際に協力していただいた方、運輸局の方、区役所の方、自動車学校の先生、指導いただいた先輩方、家族… などなど。いろいろな方に手伝っていただき営業許可をいただくことができました。ありがとうございます。
介護タクシーを立ち上げ検討している方は、答えれる範囲でご相談に乗ります!
みもさぽの実績
まだまだ立ち上げたばかりですが、多くの方々にご利用いただいています。
通院や入院、転院、退院、お出かけなど、百人百様のお困りごとからお楽しみまで幅広い活用があります。
すでに難病で人工呼吸器管理が必要な方、がん末期で処置が必要な方、術後の方、認知症患者さまなどいろいろな出会いがありました。
今後も、お客様からのどんなご要望にも「NO」を言わずお引き受けいたします。
これからのみもさぽ
移動は人が自分らしく生きるための権利であり、そのために公共交通機関があります。
公的移動支援は、国や自治体が整備し、ユニバーサルデザイン化も進んでいます。しかし、まだまだ自身で交通手段を持たない方の移動に関する課題はたくさんあります。
公的な移動支援を受けることが難しく、移動に不自由な思いをされている人たちのためにみもさぽは取り組んでいきます。
お問い合わせ先
介護タクシーみもさぽ
〒810-0041 福岡市中央区大名1-3-41プリオ大名ビル2F
電話でのお問い合わせ ▶︎ 050-1807-5298
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?