私がこの半年、庭仕事をしてきて理想として描いていることは、
「雑草と共存して庭を作りたい」ということだと気づいた。
先日、蔦屋でふと手に取ったこの本の一文が目に入った。
「雑草で庭を作れないか」
この一文に「これやわ!」と思った。
雑草ってなんだ?雑草と、庭に植えられる草や木と何が違う?
なんで、みんな雑草を敵の様に根こそぎ抜いたり、薬をまいて死なせてしまう?私は、雑草と共存できる庭を目指したい。草原のような庭が欲しい。でも、ほったらかしにすると、荒れて見える。
植物の生命力は旺盛過ぎて、私だってその中でぼおーッとしていたら、覆いつくされると思うくらいの旺盛さだ。でも、自然の中で私はホッとしていたいのだ。だから、少し譲り合って距離を保って共存したい。
でも、すごく難しくて、だんだん草ボーボーになる我が庭を見ながら、毎日、抜いてみたり、残そうと決めたり、迷走している私の問いへの答えだった。
そして、この春夏、私が目指してきた「草原のような庭」は、そう思って見ればちゃんとできていた。
私がグランドカバーに植えた植物と、この庭にもともといる草たちが、見事に共存して、青々とした庭になっている。
でも、自分の頭の中に、「庭」という概念が、「整備された端正な空間」「美しい花を手入れして咲かせている空間」と設定されているせいか、私が目指して今ある庭が、希望通りの庭になった、と思えなかったようだ。
ここからは、私の庭のかわいい雑草の花たちと、
ちょっとしたオチのあるコーナーです😊
しかし、この後、恐ろしいことが、、、、
ここまでのかわいい花と平和な写真で終わっとこうか迷うところですが、
ちょうど写真を撮ってくれていた娘と二人、ひーひーと息が苦しくなるくらい大笑いしました。