いざ。親不孝介護 その2
先週かいた、この記事が、思ってる以上にアクセスが多い……
「親不孝介護」っていうフレーズが、相当インパクトあるからでしょうか。
ワタシが生み出した言葉じゃなくて、本のタイトルなんですけどね。
ま、ワタシもこの同じように、衝撃を受けましたよ。ええ。
ワタシは、自分の手術と父の退院のタイミングが重なったので、父を老人ホームにお願いしたんだけど、そこで驚いたことは
ケアマネさんって、父個人につくんじゃないんだ!!
ってことでした。
ケアマネさんっていうのは、ケアマネージャーで、親が介護ってなったら、一番最初に相談する窓口だと思っていました。
父が脳梗塞で地域の救急病院から、近所の病院にうつり、そこから老健っていう、リハビリをする施設に。そこには、「老健のケアマネさん」確かにそこでの生活などの相談にのってくれました。
でもね、そのケアマネさんは、個性なのか立場的にそうなのかしらんけど、
「国の法律だから3ヵ月は家に。100日がんばって自宅介護をしなさいよ。その後はまたここに戻ってきていいから。」
っていうアドバイスしかないわけです。
どうやっても、家と老健の往復を勧めてくる。
ちがうんだって、老人ホームを教えてくれってお願いしてんだって。
っていってんのに、よーく聞いてみると、
「老人ホームのことは何も知らない」
という。
ウソでしょ? 驚いて、地域包括センターにいって、今度は「地域包括センターケアマネさん」に相談する。
そしたら、
「自宅介護なら、ワレワレが相談窓口ですが、老人ホームのことはわかりません」
っていう。
えええええええええ。うそでしょ?
誰が老人ホーム教えてくれんの?? ってことで、医師会に相談してみたけど、やはり答えは同じ。
ネットで民間の紹介専門の企業に相談したっていう人のアドバイスで、
登録して相談。みんなの介護とか、企業はまぢでいろいろある。
ケアマネさんじゃなく、民間だった…… なんだよ。なんなんだよ! とちょっとイラっとした。
その民間は、なぜか無料……施設が決まったら、どうもそこから収益をもらうらしく、窓口は無料なんだって。
このシステム、不思議……介護以外でこんなシステムってある??
老人ホームって言っても、これまた色々あるわけですよ。
年金と貯金でどれくらい払えるか。
介護者のライフスタイルはどうか。
認知があるかどうか。
介護施設になにを求めるか。
で、選択肢は大いに変わるんだってことも知りました。
まず、相談するとこがどこか、から迷子になった介護ですが、
ワタシが、親不孝介護をしながら、一番意識したことは
父は認知症ではないから話は通じるので、介護される当事者の父に隠しごとやウソ・ごまかしはせず、全部正直に、ストレートに話をしたこと。
ワタシには妹がいるのですが、妹に全てオープンに話をした。ワタシの気持ちも状況も予算も父のお金事情もなにもかも。
老人ホームや相談窓口の人にも、ありのままを話した。
綺麗ごとも、ウソも、建前もなしで、
かつてないくらい、父と妹とも本音で話しをし続けております。
もともと、ワタシはオットに心情を話すのが習慣ではありますが、
フルスロットルで、喋り倒しましたw
ストレスも、うまくいかないことも、父への不満も感謝も、悲しみも怒りもなにもかも。
あと、妹は近くに住んではいないので、介護に対しても温度差があるのは当然でしたが、
妹がそこを埋め合わせようとしてくれていたので、
めっちゃ甘えて、埋め合わせてもらい続けています。
1人で抱えないでいられる環境があって、それでも精神的にめちゃめちゃ
しんどいのが、介護なんだぁって感じの日々です。
あさっての13日は、父が3軒目の老人ホームに引っ越しです。
引っ越しが終わったら、なんでそんなに引っ越ししてんのか? ってことを
書いてみたいと思います。
もうね。この引っ越しが終わらないと、仕事も家事も全部、中途半端になっちゃうから、集中しようと思います。