お手紙をあなたへ〈フェイクファー〉
今回のnoteは、白さんにいただいた「お手紙」への返信noteです。
スピッツ愛を語ります!
とにかくスピッツ!主に『フェイクファー』というアルバムの収録曲について語っておりますので、スピッツ好きの方、音楽好きの方はお時間ありましたら読んでいってください。
白さんにいただいたお手紙はこちら!
↓
白さん!私も!私もアルバムしか聴いてないから『エトランゼ』が『流れ星』に入っているバージョンを聴いたことがないです。
アルバムの1曲目『エトランゼ』を最初に聴いた時はあまりの短さに(ん?)となって、歌詞カードを確認しました。それがエトランゼの第一印象です。シングルに入ってるバージョンが気になり始めました。
私がスピッツのアルバム『フェイクファー』について語ったのが、みずのけいすけさんの「こたつラジオ」にお邪魔した時。(2023年1月30日のTwitterスペースです。1ヶ月間アーカイブが聴けるようです)↓
今から語るスピッツのアルバム『フェイクファー』とは1998年3月25日に発売されたスピッツ9枚目のアルバム。私の中で一番好きなアルバムです。
フェイクファー
名曲揃いで悩みますが、私の中での「この1曲」をあげるとするなら…
冷たい頬
曲の出だしはこんなに↑穏やかに始まるんですけどね、
私が思わず「え?」となって正座してしまった歌詞がこちら↓
草野マサムネさんの歌詞はわかるようでわかりません。自分の解釈しだいな気がします。だから私の勝手な解釈なのですが。
恋愛って壊れますよね。自分が壊れる。
自分が自分でなくなるような感覚。めちゃめちゃに傷ついたり嫉妬したり幸せを願ったかと思えば相手が自分以外の人と幸せになるくらいなら不幸を願ったり。包み込んで大切にしたいのに壊したくもなって。
「ぼろぼろになる」という表現は言い過ぎかもしれませんけど、この『冷たい頬』の歌詞には恋愛でのぼろぼろ感があるような気がして。聴くたびにぼ~っとなってしまいます。
この日本語を使うのが適しているかわかりませんが〈ふざけ過ぎて恋が幻でも 構わないといつしか思っていた 壊れながら君を追いかけてく 近づいても遠くても知っていた それがすべてで何もないこと時のシャワーの中で〉を聴いた(見た)時、
やばいの来た!!!
と思いました。それからもう、ずっとこの曲の虜です。
そして、このアルバムの中に『冷たい頬』と同じくらい好きな曲が2曲ありまして、1曲が「白さんの1曲」と同じ『仲良し』、そしてもう1曲がアルバムのタイトルにもなっている『フェイクファー』です。
『フェイクファー』もこういう↓美しく穏やかな歌詞から始まるのに
「分かち合うものは何もないけど恋のよろこびにあふれてる」ってすごいなと思って。もうね、ちょっと怖いでしょ。偽りの海に身体委ねて恋のよろこびにあふれてるらしいです。そして箱の外行くらしいです。未来と別の世界に。未来と別の世界。
箱の外…どこだろう。
こわっ!!
この曲を聴いた時も「あわわわわわ。こりゃあやばいな」となりました。
そのやばさが大好きです!!
スピッツ好きではない方には私の気持ちが暴走してなんのこっちゃな記事になってるとは思うのですが、これが私のアルバム『フェイクファー』への愛です。
穏やかさ柔らかさ透明感。
曲調もきらきらしているのに、そこに共存するドロドロした部分がたまらないんです。どろっどろでぼろぼろで壊れてる。ふわふわしながら絶望に連れていく。そこが好き。
ちなみに白さんとスピッツの話ができるようになったきっかけの記事がこちら。↓ 私のめそめそした思い出話です。
初めて誰かを心底羨ましいと思った日のこと|ミーミー|note
アルバムの中の曲について2曲取り上げただけなのに楽しすぎて。もっと話したいことがあって止まらないのですが今回はこのあたりで。
*白さんへ
私もここのところ『フェイクファー』をリピートしまくってます。ツアー決定が発表されましたね。行きたい!行きたいけどチケット取れるだろうか…不安です。
そして私も放送大学で司書教諭の免許を取りました。レポートを何度か必死に書いて出した記憶があります。司書教諭の免許を白さんと同じ手段で取得していることにも感動しておりまして大興奮!
そして私、司書のあとに何年間か中学校の国語科にいたので白さんと九州大会等で同じ会場にいたことがあったかもな…と妄想しては嬉しくなっております。