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『海が走るエンドロール』を読んで「飛び込むっていいな」と思いました
昨年の「このマンガがすごい!」の女性マンガ部門1位に輝いた作品『海が走るエンドロール』
年末に読んで面白かったので、メルマガでも紹介させていただいたのですが、
この度、2巻が出ましてね、
今読み終わったのでその読後の勢いのままnoteします。
このマンガの大体のあらすじはこんな感じ↓
65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
65歳のおばあちゃん、うみ子が「映画を撮りたい」と映像専攻の大学に入学。若者に混じってあれこれ考えたり刺激を受けたりしながら前に進んでいく物語。
完結はしていません(まだ2巻が出たばかりです)し、これからどうなるのかもわかりませんが、
読んでいるうちに主人公うみ子と自分が重なって。(私に65歳から大学に入学する勇気や体力気力はあるだろうか…)と考えながら、
入学後、あれこれ学んでいくうみ子が眩しくて、読みながら刺激を受けております。
うみ子目線でいくと
(ああ、最近の若者はこんな感じなのか)と、
若者の皆さんに無理に混ぜてもらっているような感覚に陥って、少し緊張しつつも得られることがあるとニマッとなる。
お互いの価値観や文化は違えど、目指すところが一緒だったり、わかりあえる瞬間があったりすると、そこは年齢の差をこえてうまく混じり合うことができる。
この感覚、働いている頃にも少し感じていました。(中学生がいっぱいいたので)
仕事を辞めてからはすっかりその気持ちを忘れて日々ぼんやり生きてきたのですが、
ここのところ新しくYouTubeをはじめてみて、
また少しこの感覚を思い出したのでした。
私はパズルゲームの「テトリス」が好きで、ただただテトリスをプレイするだけの動画をYouTubeにアップしているのですが、
YouTubeのクリエイター画面に「視聴者」が男性か女性か、年齢は何歳代が多いのか、他にどんな動画を見ているのか…などなどいろいろ情報が出るんです。
「ゲーム」の動画を発信しているからか、圧倒的に視聴層としては若年層が多いです。
先日「次に覚えるテンプレはどんなものがよいですか?アドバイスください」というショート動画をあげたところ沢山のアドバイスコメントがつきました。
たった30秒くらいの動画で質問したら、ちゃんと答えてくれる現代の若者の皆さん。(みんながみんな若年層ではないと思いますが)
それもちゃんと動画を見て考えて、私に適切なアドバイスを残してくださいました。
何もわからない初心者の私にみんなすごく丁寧に教えてくれるんですよね。
YouTubeというのは、こちらから一方的に動画を出すだけのイメージでしたが、
こんなふうにお互いに高めていける雰囲気なんだと驚きました。
それも見ず知らずの人に。
時間をさいて。
「次はこれをやってみて」
「これを覚えるといいですよ」
「応援しています」
ちょっと違うかもしれないけど『海が走るエンドロール』の中で、うみ子が他の大学生たちに混じっていくその感覚。今、私、YouTubeで感じております。
あれ?
何が言いたかったんだろう…??
書いているうちにわからなくなってきましたが、
『海が走るエンドロール』おススメです。
何かへ、
どこかへ、
ダイブするキッカケを与えてくれる一冊です。
そして、最初はあれこれ差があったとしても、
勇気を出せば、混じっていくうちにとけあうこと、それで高めあえるのだと感じられる、
そんな一冊です。
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