『空白を満たしなさい』が、救ってくれたもの。
死んでしまったあの人がよみがえって
くれるとしたら。
あの頃なんでもするって思っていた。
ほかの悲しいことはぜんぶ引き受けても
いいぐらいの、血迷った心でうろついて
いたことがあった。
そんな冒頭を書いて今日で3日目。
書けないとあきらめてしまえばいいのに
なんだか性なんだろう、まだしがみついて
今日も挑んでる。
挑んでは寝かして、でもあきらめられ
なくてまたこうして書いている。
「死」をあつかうのも、受け止めるのも
それは現実でもフィクションでもき