〜独身偽装者との恋愛〜私の復讐実録。#⑥既婚確定→受任通知書発送
弁護士から届いたメールには
こう書かれていました。
このメールを読んだ瞬間、
既婚者ではありませんように。という
私のごくわずかな希望が簡単に崩れ落ち、
もう私には何も残らないんだ。
こんなこと知りたくなかった。
大好きだった彼はずっと私を騙してた。
彼と戦うしか選択肢はなくなったんだ。
という現実を突きつけられました。
仕事中でしたが、まともに仕事もできる状態でもなく、少し抜け出して泣きました。
会社のビルの中から見下ろすこの景色に飛び降りてそのまま死にたいと何度も思いました。
それに、よりによってこの日は彼のお誕生日でした。本当はお祝いもしてあげたかった。
なんて最悪な思い出とトラウマができてしまったんだろうとタイミングの悪さにも落胆しました。
これ以上時間を無駄にしていられない。
どうせ戦うなら、
一日も早く終わらせたい。
覚悟を決めた私は弁護士に
「速達で受任通知書の発送をお願いします」
と返信しました。
(※受任通知書の実際の書面は、記録として
このページの最後に全て添付しています。)
そして翌日、また仕事中の出来事です。
それまで一切連絡を返していなかった彼から、16:00頃に着信がありました。
怖くて出られませんでした。
しかしそれを見て私は、
内容証明が無事に家に届いたことを察しました。
こんな日中に電話をかけてくるなんて、
彼からしてもただ事ではなかったのでしょう。
でも変な時間だな、平日のこんな時間に
家で受け取って読むわけがない。
それならどうして…?
おそらく奥さんが彼宛の受任通知書を受け取りそのまま開封し、内容を読んで彼へ連絡したんじゃないか、そして何が起こっているのか訳もわからずパニックになった彼が勢いで私に電話をかけてきたんじゃないかと予想。
いや、でも親展の封書を勝手に開封するわけないよね?さすがに偶然家にいたとかかな…?
色々疑問は残りましたが、
弁護士に一連の出来事を報告しました。
的確なアドバイスをいただけて、とても心強かった記憶があります。
無視されてもまためげずに書面を送るの…?と最初は疑問に思ったのですが、裁判を見据えた時に書面で残した方が証拠化しやすいため、一度は書面で催促が必要だとのことでした。
彼の家に届いてから2週間以内。
それが受任通知書の回答期限でした。
弁護士との日々の綿密な打ち合わせで完成させた、私から彼への宣戦布告。
内容を要約するとこんな感じです。⇩
(実際はもっと長文でえげつないです)
(最後に画像で添付しています)
「貴殿が既婚者だと判明しました。
この通知書をもって交際を終了いたします。
慰謝料500万円をお支払いください。
誠意のある回答がなされない場合は民事訴訟へ移ります。」
法律のことなんてそれまでなにひとつとして学んでこなかった私ですし、自分の人生で弁護士と関わることなんてないだろうと思っていました。
弁護士を契約するにあたっての着手金や成功報酬などイチから調べたり、詳しい方に教えていただいたりしながら、当初どうすれば彼にできるだけ大きな損害を与えることができるのかを考えました。
「きっと彼も弁護士をつけてくるはず」。
はじめてのことだったので彼がどう動くかなんて予想もできなかった私に、たくさんの方が先回りしていろんなアドバイスをしてくださいました。
弁護士をつけてきたと仮定すると、500万円から減額交渉されたとしてもその分彼が弁護士に支払う成功報酬もその分高くなるはずなので、請求額は高ければ高い方がいい。でも無理のない金額にしないと私の着手金が高額になってしまう。
そのせめぎ合いでなんとか決断できたのが
500万円という金額でした。
さて、、ここから彼の反応を待つ2週間。
私にとっては毎日地獄のような時間、そして
目を疑い、予想だにしなかったことが
次々と起こりだすのです…!
次回noteに続く
皆さんの声や反応が励みになります…!
よければ投げ銭お待ちしております🫶🏻
実際に彼の自宅へ郵送した受任通知書(内容証明)がこちらです。⇩
一文一文にパンチ力があるなぁと今見ても思いますし、私の希望を含みながら弁護士さんの独断で記載いただいた部分もあり、推敲を重ねてくださった弁護士さんに感謝します。
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