充実した時間を過ごす5つの方法ー最大のコツは選択肢を絞ることー
いそがしい日々を乗り越えやっと手にした休日!「今日はやりたいことやるぞー!」と意気込んだものの、気付けばなにもせず夕方になっている‥。
そんな経験はないでしょうか?
しかし「本当はやりたいことがあったのに、何もできなかった」という過ごし方は、考え方・意識を少し変えるだけで実は劇的に改善できます。
今回は、充実した時間を過ごす5つの方法をご紹介します。
こんな方におすすめ
充実していないと感じる要因を探る
はじめに、充実していないと感じるのはどんな要因があるのかという根本原因を考えた上で、より高い充実感を得られる方法を紹介していきたと思います。
<充実感を感じられないとき‥こんな共通点が挙げられます>
自分の意志で決められていない(受動的)
本来やりたいことを先延ばし・我慢することで、不本意に時間を奪われている状況が続きます。そうなると、「自分は意志が弱いんだ‥」と自己肯定感が下がったり、「どうしてこんなことに時間を使わなきゃいけないんだ‥」というフラストレーションが溜まりやすくなります。
本当はやりたくないと思っている(興味がない)
「誰かに言われて始めたこと」で、自分も心から賛同できる場合はとても良い効果が生まれますが、「本当はやりたくない(興味ない)けど‥」と感じる場合は学習効率もモチベーションも下がり、効果の持続は期待できません。
また、自分には不要と分かっていても、お金を掛けたものを手放すことが難しいことを「コンコルド効果」と言います。「本当はやめたい(いらない)ことなんだけど‥」と思いながら続けることも、自分の思いに反していることなのでフラストレーションが溜まりやすくなります。
やらないことを決める
充実した時間を手にするために、自分にとって価値を感じられないことはきっぱりやめてみましょう。今までの常識や執着を手放すことで、新しいものや発見に繋がります。
🌟Action Plan 一緒に考えてみましょう!🌟
(紙に書き出すと思考が視覚化されて、やるべきことを見つけやすくなるのでおすすめです)
①時間を奪われていると感じることはなんですか?
②その中で本当はやりたくないこと、やらなくても問題ないことはなんですか?(かけている時間、やってしまう理由はなんだと思いますか?)
③やめる(減らす)ためにどう行動しますか?
仕組化することで自分の意志とは関係なく減らすことに繋がります。
「なんの意味もなかったな‥」と過ごす時間が2時間から1時間に減っただけでも大成功です!価値のある時間の使い方を意識していくと、充実した時間が増え、自分らしさが輝いていきます。
充実した時間を過ごす方法
価値を感じない時間を意識して減らす過程を経て、実際に充実した時間を過ごす方法5つをご紹介します。
絶対にやりたいことを1つだけ決める
予定を立てる
朝早く起きる
時間がかかることを分散させる
誰かのためになにかをする時間を作る
1 絶対にやりたいことを1つだけ決める
やりたいことの選択肢が多ければ多いほど、「他にもいい選択肢があったのではないか」と後悔を感じやすくなるという心理効果を選択のパラドックスと言います。
選択肢が多くなると、生じるデメリットの例
やりたいことの選択肢が多くなるほど、決断に時間がかかる
別なことをやった方がよかったかもという疑念が起きやすくなる
複数やると決めて達成できなかったとき、自己肯定感が下がる
「充実した1日にしよう!」と意気込んでたくさんの選択肢をリストアップした結果、無理に取り組むことになり、逆に疲れ果てることも考えられます。
絶対やりたいことを1つ、または確実に達成できる数まで絞ることで、自分の意志で決めた目標を達成できるので充実感を感じやすくなります。
2 予定を立てる
当日の朝(できれば前日から数日前がベスト!)に、やりたいこと・やるべきことを決めておくことで「何しよう」と考える時間がなくなり、次の行動が早くなります。
例 ある1日の予定を立てる
天気が良かったら洗濯する
ブログを書く(絶対やりたいこと)
受注した仕事を完了させる(絶対やりたいこと)
映画かアニメを見る
絶対やりたいことだけ先に決めて、他はおおざっぱに「やれたらやろう」というマインドで決めるだけでも、「どうしたらそれができるか」という思考に向いていきます。その結果、時間を確保できるようになり、やりたいことができた休日、という充実感を感じることに繋がります。
3 朝早く起きる
9時に起き、夜22時に就寝する人(活動時間:13時間)
12時に起き、夜22時に就寝する人(活動時間:10時間)
同じ就寝時間の人でも、当然ですが早起きした人の方が活動時間は多くなります。その分、自分のやりたいことに使える時間が増えるため、結果的に満足感を感じられる確率が上がります。
体調によって休息第一の時もあるので、「いつもより15分だけ早く起きてみる」「いつもより1時間早く寝てみる」など無理のない範囲でやるのが、長く続けるコツです。
4 時間がかかることを平日に分散させる
掃除や買い出しなど「面倒だけどやるべきこと」「なんだか気乗りしないこと」は、平日に分散していくと休日のやりたいことに集中できます。例えばこんな感じに分けるなどがおすすめです。
<掃除>
今まで:休日に家全体の掃除をする
小分けにする:平日、どこでもいいから1か所掃除する
<買い出し>
今まで:土日どちらも買い出しにいく
小分けにする:金曜日に買い出し、土日分の買い出しをする
ライフワークや家族構成、住んでいる地域によって、平日の掃除や買い出しが難しい方もいると思います。そんな時には、時短製品やネットスーパーなどを活用し、休日に「やらなきゃいけないこと」を少しでも減らせると、充実した休日に繋がります。
5 誰かのためになにかをする時間を作る
オキシトシン的幸福とは、相手との安定した人間関係によって生まれるプラスの感情、プラスの喜びです。人との関わりでプラスの感情を感じると分泌され、自立神経を整えて不安を軽減してくれます。
「ありがとう」など感謝の言葉を伝える
「〇〇できるところがすごい!」など相手の良いところを伝える
相手のために何かを作ったり、プレゼントしたりする(料理、お花など)
ポイントなのは見返りを求めないことです。心の底から「相手のためにしたい!」と思ったことを、出来る範囲でやる。そうすることで相手との関係性もより特別になり、自分自身の気持ちも安定していきます。
心が安定することで、やりたいことにより集中できるようになるので、目標が達成できる確率が上がり、充実感を感じられるようになります。
おわりに
今回は「充実した時間を過ごす5つの方法」をご紹介しました。
「充実感を感じられない理由」を深堀し、生活習慣の癖を根本から見直すことで、5つの方法が最大限に活きます。
「今日もやりたいことができた!」という達成感を味わえるきっかけになれたら嬉しいです。
身軽な暮らしで、気持ちと生活が楽になるアイデアを発信しています。
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