"お金に困らない人が学んでいること"を読んで by👨🏽
*人生100年時代に備えて
年々人の寿命が伸び、人生100年時代と呼ばれる昨今。
定年という概念はすでに古くなりつつあり、働き方を考える岐路に立っていると働きながらその焦りをヒシヒシ感じています。
若いうちは自分の身体を資本としてお金を稼ぐことができるが、45歳を超えるあたりから体力は急激に落ちていく。つまり、身体ではなく頭でお金を稼がないといけないと本書に書かれてありました。
その為には20代のうちからどれだけ経験と能力を蓄えているかが生き抜く鍵となるそうです。だからこそ、大人になってからも学び続けるということは大事だと言われているのですね。
*ゴールは何か?
人は何かを学ぶとき、”これを頑張ったらどんなことが得られるか”をイメージできているかどうかで努力の質が変わってくるそうです。
確かに学生時代を振り返ったとき、これは何の意味があるのだろうと思っていた教科ほど点数は悪く、これを覚えたら将来こんな職業につけるかもしれないというイメージが湧く教科は楽しく、点数がよかったように思います。
無意識のうちに学ぶ姿勢が取れ、成長に繋がっていたのかもしれません。
また、”ゴールが見えるから手段がわかる”とも書いてあります。
例えば…
”福岡に行く”というゴールがあるから、
徒歩じゃ無理、車もちょっと厳しそう…
じゃあ新幹線か飛行機が良さそうだな!
と手段が選べる。
学ぶこと、そして人生においてもゴール設定が必要。
どんな状態で最後を迎えたいのか?
まずは行動に移してみる。
そして序盤で一度腰を下ろし、じっくりゴールを定めて改めて動く。
というプロセスが一番の近道になるのではと感じました。
*知識には2種類ある
学ぶことは人生において重要ですが、
ただ闇雲の学んでは効率が悪いと本書には記されてます。
知識には2種類あるとのこと。
大きくこの2つに分けられるそうです。
②の”一生使えるもの”は掛け算ができる、つまりどんな仕事にでも応用できる土台のようなスキルだそう。
本屋に行くと今の流行りや注目されている技術について書かれた本がずらっと並んでいます。ついつい新鮮で刺激的なタイトルの本へ手が伸びがちですが、一見地味に見えるスキルにこそもっと重きをおくべきなのかもしれません。
ですが、だからと言って最新の情報もなおざりにしてはならないとも書かれています。世の中のトレンドや動きにあった知識は必要に応じて駆使することで起爆剤になる。バランスが大事ということですね。
*人生偏差値という考え方
本書では”人生偏差値”という言葉が紹介されています。
一般的に偏差値というと、その人の知能を示す際に使われますが、
人生偏差値とは、その人の魅力そのものを表すものだそうです。
自分の周りにもこの人と仲良くなりたい!話を聞きたい!と人を惹きつける魅力的な人がいます。
今は、物ではなく人で買う時代と言われています。
この人がおすすめする物だから買おう。
この人を応援したい。
確かに自分自身もそこに価値を感じて、最近は買い物しているかもしれません。
では、どうすれば人生偏差値を上げていけるのか?
と本書に書かれていました。
①は日常の中で身につけていくことで、周囲からの信頼を得ることができて
②は非日常に飛びこむことで、その人だけの特別な経験を得ることができ、周囲の人の好奇心を刺激する
ということでしょうか。
②は毎日できることではないので、年単位で取り入れ、自分は①をメインに生活に取り入れていこうと思います。地道にコツコツが取り柄の自分に合っている気がします。
*コツコツ頑張れる方法
継続は力なり。
あまりにも有名な言葉ですが、これが本当に難しい。
地道にコツコツが取り柄の僕も勝率は全然高くない…
何かを継続させたいのであれば、それが無意識にできるようになるよう生活に溶け込ませないといけない。つまり、習慣化させなければならない。
その習慣化のコツが本書に記されていました。
ちなみに僕の今の目標はこのnoteをちゃんと日常的に更新するということ。
①人は取り掛かるのに20秒以上経ってしまうことは面倒になりやめてしまうというデータがあるそう。普段使うものは出しておく、PCはすぐに立ち上がる状態にしておくというのがポイントとなりそう。
②最初面倒に感じていたことでも、一度やり始めると集中力が湧いてきて、最後までやりきってしまいたくなる作用のこと。家の掃除も気づいたら排水口の掃除までやってしまっていることありますね。笑 ①とのコンボは効きそうです。
③やってやるぞ!という意思は一時的なものだという事を認めて
こうなりたいという願望の方がパワーがあるそうです。
*人は長所で尊敬され、短所で愛される
ある作家さんの言葉だそう。どうしても短所と聞くと直すべき点だと思ってしまいます。しかし、本書では欠点は欠けている点ではなく欠かせない点とも書かれていました。
自分の短所に卑屈になるのではなく、逆に長所で誰かを助けようとするGIVEの精神が大事なのかもしれません。
*学びを定着させる
コロンビア大学の実験結果によると、記憶効率を上げる黄金比は『インプット3:アウトプット7』だそう。逆にいうと、インプットの倍以上アウトプットしなければ記憶に定着しないということ。
一冊本を読み終えると全て実践しないといけない気になってしまいます。
100%吸収することができればそれに越したことはないですが、到底僕にはできないなと感じています。
何か1つ、2つ生活に取り入れることができればその本を買った意味が合ったなと最近は考えるようにしています。
確かローランドさんだったと思いますが、ある講演会で『本にばかり頼って、自分の頭で考えないから変わらないんだ』とおっしゃっていたのをふと思い出しました。
買って満足、読んで満足。ではダメだなと。
こうしてnoteを書く事をで前提にして本を読むと、自分ごとに置き換えて物事を考えられるなと感じたので、これを継続させていきたいです。
*インプットのすすめ
今はネットで探せば無料で情報が手に入る時代ですが、発信者も気軽に情報が発信できるようになった分、信憑性に欠ける情報も多い。
その為、やはり発信することにコストとリスクのかかる書籍からの情報は一番信憑性が高いと感じます。
本書では、書籍から情報を吸収する時、気になる部分にラインを引き、読了後に音声でメモをとることを推奨しています。
このnoteも一度音声で残したメモをこの記事に載せ替え、自分の感想などを肉付けしているような形で作成しています。初めての方法でしたが効率がよく、スムーズに記事が書け、この本を読んで一番の学びになりました。
今後もこの方法ベースに記事を作成していこうと思います。
*わかりやすい文章の書き方
事実・数字・エピソードの3つを意識して文章を書くように本書では述べてます。
まず結論(事実)を述べる➡︎数字でその結論を補強する➡︎具体例(エピソード)を入れて読者にイメージしやすようにする
自分もこれまでこの順番に沿って書くことを意識してみました。
3つに着目して読むとアウトプットの際も役立ち、要点を押さえることもできるなと感じました。
*学びをお金に変える
自分の時間を使って学んだことがお金に変わったら最高です。
一石二鳥。
自分が苦労して学んだことは、大体の人も同じくらいの時間を費やさないと身に付かない。だから、こんな知識やスキルが!?と思うことも人にとってはお金を出してまで教えて欲しいものだったりもします。
僕がこうして自分のために書いている記事も、誰かにとってはなるほどな!と得する記事かもしれない。
本書には、学びを売るためにはどうやって稼ぐかではなく、自分ならどんなものにお金を払いたいか?という視点が大事だと本書には書かれています。
売上とはお客様の感謝の集大成。
自分の欲を満たすだけのビジネスでは長続きしない。
売ることで感謝される。
何を売れば喜んでもらえるか?というモチベーションが大事なのですね。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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