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"普通じゃない家庭"の私が幸せを見つけた話【後編】


前回の投稿では、学生時代に私が思う”普通の家庭”という概念に縛られていた私の話をしました。

今回は、その呪縛からどうやって解放されたのか、お話ししたいと思います。


それは、私が高校生に頃の話です。
私の通っていた高校は、県内でも最も栄えた地域にあり、さまざまな家庭環境で育った生徒が集まる学校でした。その中で、たまたま同じ部活に入った友人と出会ったのです。

彼女は、私と同じようにひとり親の家庭で育ち、ほぼひとりっ子のような生活を送っていました。でも彼女は、「ママが一番の理解者だから、ママと過ごす時間が幸せなんだ」と、まっすぐな笑顔で話してくれたのです。

それまで、私にとって家庭環境は”人とは違う”恥ずかしいもので、誰にも話せないコンプレックスでした。でも、その友人のおかげで、「私もこの環境で幸せを感じていいんだ」と心から思えるようになりました。まるで、それまで暗かった世界に光が差し込んだような感覚でした。


そこから、私の生活は変わりました。
母への反抗的な態度は次第に消え、休みの日には一緒に出かけるようになりました。高校の卒業式では、母と笑顔でツーショットを撮ることができたのです。

たまたま同じ境遇の友人に出会えたこと、そしてさまざまな価値観が混ざり合う高校に通えたことに、心から感謝しています。この経験を通じて、私のコンプレックスは自信へと変わり、自分らしい生き方を見つけて今この環境が私の幸せということに気付くことができました。

コンプレックスを自信に変えることは、簡単ではありません。でも、そんな経験が私にとって大きな成長の一歩でした。

皆さんの中にも、何かしらのコンプレックスを抱えている方がいるかもしれません。そんな皆さんの心が、私の投稿を通して少しでも軽くなりますように。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

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