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うっとりするほど美しい文字の世界に浸る秋


小さい頃から、古いサイレント映画が大好きです。
とくに1910年代〜1930年代のゴシックホラーが
とびっきり美しくて大好き。


なにが美しいって音楽も美術も衣装も何もかもだけど、わたしが特に好きなのは
文字!
本当に、うっとりするくらい美しくて…


当時の映画は音声がなかったので
映像と映像の間に字幕が入るのですが
(中間字幕、インタータイトルというらしい。)
その文字が本当に好きで、サイレント映画にどハマりした中学生の頃は字幕のところで一時停止して、その都度うっとり眺めたものです。
(変な中学生だった)

The phantom of the opera 1925年版の字幕
出だしの「S」のデザインとかたまらない…
「M」のデザインがもう…!!


もちろんタイトルシーンでも美しすぎる文字が
たくさんでてくる。

The phantom of the opera 1925年版
オペラ座の怪人
The phantom of the opera 1925年版
キャスト


(超余談。わたしはオペラ座の怪人が大好きで、映画も舞台もミュージカルもひと通り観てるのですが、この1925年ロンチャニー版がガストンルルーの原作に忠実で一番好き!)



他にも魅力的なフォントはたくさんある。

La chute de la maison Usher 1928年版
アッシャー家の末裔
エドガーアランポー
この文字、このフォント…
nosferatu 1922年版
ノスフェラトゥ
nosferatu 1922年版
キャスト



ああ…美しすぎる文字の数々。
作品によって文字の雰囲気もちがって
これだからサイレント映画はやめられない。

しかしパソコンなんてないこの時代。
つまりアナログでこの文字が表現されていたわけで…
ということはもしかして、手書きで書ける…?


ずっとこの文字を手書きで書くことに憧れていて、時間ができたしやってみたいな。と思ったので調べてみると、どうやら正式に書く技術があるらしい。

〈日本カリグラフィースクールサイトから〉




カリグラフィー

聞いたことはあるけど、どうやら伝統的な道具を用いて文字を美しく書く手法のことで、
つまり「西洋の書道」のことみたい。


ガラスペンや万年筆の存在は知っていたけど
それらとはまた別物で、歴史もなんだか奥が深くておもしろそう。




わあ〜やってみたい…!


さらに調べていくと、習得する方法はスクールに通う、通信講座、独学など様々。



どれがいいのかなあ…といろいろ調べるうちに
岡崎つくさんの記事にたどり着いた。


記事で紹介されてる
フェリシモのカリグラフィー講座は
毎月かわいいキットが届いて6書体マスターできるらしい。

〈フェリシモ公式サイトから〉
教材がかわいいし、そのまま始められるのが◎
〈フェリシモ公式サイトから〉
簡単そう。これならできそう…!


教材もかわいいし手軽に始められそうだし
何よりとっても楽しそう…!!


ということで岡崎さんの影響を受け、早速フェリシモのカリグラフィー講座に申し込んだ。
(岡崎さん、素敵な記事をありがとうございます!)



キットが届いてからnoteを書こうかな、と思いつつも結局待ちきれなくて、いまのあふれる想いを綴ってみた今日この頃。

届くのはもう少しかかりそうだけど、待ち遠しくてたまらない。
楽しみがあるって幸せだなあ。





これまでは忙しくて、働いて生活するだけで精一杯だったけれど
最近は時間と心に余裕ができたことによって
好きなことを再確認できて、ゆっくり自分を取り戻してる感じがなんだかうれしい。


これからも文章をたくさん書きたいし、ガラスペンや万年筆にも手を出してみたい。
ハンドレタリングとかもやってみたい。
アナログ人間なわたしだけど、そんなわたしだからこそ楽しめる、書くということ。

今年の秋は、とことん書くことの沼にハマってしまいそう。


フェリシモの講座をやってみて、もっと学びたい!極めたい!と思ったらスクールにも通いたいなあ。
まだ始めてもいないのに妄想ばかりが膨らんでしまう、おめでたいわたし。



果たして続けられるのか…?
こんな素敵な文字が、本当に書けるようになるかしら。


キットが届いたらまた書きます。
暖かい目で見守っていてください。






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