閉業温泉の記憶 白岳温泉 しろみづき荘
このしろみづき荘は、「白岳しろ」で知られる高橋酒造が運営しているようです。もともと社員の保養施設だったようですが、温泉を一般にも開放していた時期がありました。
以前はHPにも案内が載っていたのですが、コロナ禍の際に休止されることが告知され、それから外来入浴は受け入れていないようです。
今はHPにも何も掲載されていなくて、どんな状況になっているかはわからないです。
川のすぐ近くにある施設なので、水害の時にどうだったか心配なのですが、google map上は建物は元の姿のままでした。ただ、記載は「閉業」となっており、人の気配はないので、現在も休止中なのかな。と思います。
出てきた写真の日時情報だと、2014年に訪問しているようです。もう10年前か…。ずいぶん経ってしまいましたね…。
たしか水曜日が休みで(当時私は水曜が仕事が休みだった)一度行って閉まっていたことを思い出しました。
お風呂は内湯とサウナだけのシンプルな造り。川沿いにありますが、眺望は残念ながらありません。
分析表を見たら、硫酸塩泉でした。ほとんどクセを感じないお湯でしたが、やっぱり温泉なんですね。入るとあったまるし、明らかにただのお湯とは違います。
おそらくサウナ用ですね。謎に泡立っています…
水風呂の上に、古代檜の浴槽の案内がありました。
ヒノキ風呂って、すごく香りや手触りがいいんですが、管理大変だろうな…。と思います。木はいつか腐ってしまうし、表面は常に濡れているし、手間はかかるものの、あえてヒノキを選んだのかな。
源泉温度が50℃。そのまま注いでいるものと思われます。冬はちょうど良い感じになりそうです。夏場は少し熱く感じそうですが、この温度は本当に貴重ですよね。
家族湯もありました。
戸が開いていたので、ちょっと声をかけて覗かせていただきました。
こじんまりした、こちらは石造りの浴槽でした。
いつか復活してくれないかなぁ…。
何か情報を持っている方がいらっしゃったら、教えてほしいです。
■白岳温泉 しろみづき莊
住 所 : 熊本県人吉市矢黒1961-1
電 話 : 0966-24-2824
現在、外来入浴は行っていないようです。