閉業温泉の記憶 山鹿温泉 桜町温泉
山鹿温泉にあった、かつての温泉です。
たしか訪問したのは、2011年ころだったと思います。
もうすでに看板が落ちかかっています(笑)
典型的な公衆浴場で、朝から昼前まで、昼の休憩をはさんで、夕方から夜までの営業でした。
遠くから行くとなると、なかなか時間が合わなくて、何度か行こうとしたものの、うまくいきませんでした。
この日もやっと午前の営業最後辺りに滑り込みセーフで、あまりゆっくりできませんでしたが、入らせていただいた思い出があります。
でも、おかげでお客さんはほどんど出てしまって、お風呂は貸し切り状態でした。ありがたい!
番台周りです。
下駄箱、牛乳の入っている冷蔵庫、テーブルの上に無造作に置いている灰皿代わりのカンカン。
床の木の雰囲気、常連さんの湯道具…。 いい。
こういうのは完全に趣味が分かれますよね。
私は最高に好きです(笑)
中央の浴槽にいいお湯が注ぎ込まれていました。
透明でやわらかな、まさに山鹿の湯。
本当はゆっくり入りたかったのですが、午前の終了間際でしたので、営業終了時間を見ながらの入浴になってしまいました。
次こそはじっくり入るぞ!夜に訪問したいな…
と思っていたら、閉鎖の情報を知りました。
本当に残念です。温泉は「入りたい」と思った時に行っておくものだな…。とつくづく感じます。
現在はどうなっているのかな。と久々にgoogle mapで調べてみたら、どうも更地になっているようです。
こういう残ってほしい温泉がなくなっていくのは本当に悲しいですが、せめて記録だけでも。と思い書いています。
また入ってみたかったな…