別府八湯温泉道 第164番 東蓮田温泉
住宅地の奥へ奥へ入っていきます。細い路地のところにある温泉が東蓮田温泉になります。
温泉の前には公衆電話ボックスがあり、その奥にこじんまりとした番台があります。ここの番台も日中は無人のようで、入口に料金や回数券を入れる箱が置かれています。
番台がなければ、パッと見た感じは普通の民家です。
左手の男湯へ入ります。少し下がったところに脱衣場と浴槽が一体化した、典型的な別府公衆浴場がありました。
たぶん中はニューアルされているとは思いますが、造りは昔のまま。
男湯と女湯を隔てている壁の上にあるこの「盗難注意」はかなり時代を感じさせます。浴槽は少し回りより高く傾斜がつけられた洗い場の真ん中に置かれ、規模の割には小さめの浴槽でした。まわりにはお湯が流れ出るときにできたであろう茶色い跡が残り、温泉成分に鉄が含まれていることを想像させます。
訪れた時、湯は若干茶色がかっており、口に含むと若干の金気臭がします。ここも熱かった!少し水を入れさせていただきました。
近くの蓮田温泉が同じような感じの泉質ですが、でもなんか違うなぁ。2人も入れば一杯の浴槽ですが、1人でのんびり入らせていただきました。静かな朝湯、ぜいたくな1日のスタートです。
■第164番 東蓮田温泉
住所 浜脇3丁目2-27
TEL 090-9659-9080
入湯料金 100円
利用時間 7:00〜受付22:30
定休日 なし
泉質 単純温泉
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