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閉業温泉の記憶 別府温泉 ホテル雄飛
別府の有名な和食屋さん「とよ常」と併設されていた宿です。
小さくて少し古いのですが、コンパクトにまとまっている上に、きちんと露天風呂まであるんです。
日帰りでも入浴しましたし、2食つきで宿泊もできます。しかもおひとり様OKです。
1人でふらっと直前に予約を取って、よく泊まりにいっていました。値段もリーズナブルなんですよ。
なのに…、なくなってしまいました。残念。
せっかくなので、記録だけは残しておこう。
とよ常の横に入り口があります。
ホテルと名乗っていますが、和風な旅館という雰囲気です。
フロントで入浴をお願いして、レトロなエレベーターで上がります。
内湯は天井低めの、よくあるビル中の温泉です。
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でもしっかりと温泉です。
露天風呂もありました。あとから結構無理やり作ったんだろうなぁ。
下から見える植物は、露天の周りに植えてある植物だろうと思います。
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周りにたくさん高いビルがあるので、まわりを目隠しする必要があるのだろうと思いますが、うまく作っているな。と思います。
やっぱり露天っていいですよね。外気に触れながらお風呂に入るのはやはり気持ちいいです。
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食事はとよ常の店舗で食べられるんです。どんなにお客さんがいても、板さんが料理しているカウンター席が空いていて、そこに浴衣で入って食事ができるのがなんか楽しいです。
お楽しみの夕食です。
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先付けと鍋が出てきました。
魚の鍋は、珍しいですが、ここは活魚を売りにしているので、そうなりますよね。おいしかった。
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そんなに珍しい魚ではありませんでしたが、鮮度はばっちり。
おいしいお造りでした。
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おどろいたのが締めに天丼が出てきました。
とよ常の名物、天丼です。
これを目当てに来られる方が多いのですが、なんと夕食にセットされていました。贅沢ね…。
おなかいっぱい。満足です。
朝食もとよ常の店で食べます。
あれだけお客さんがいっぱいだったのに、朝は宿泊の人だけ。
なんか不思議な風景が広がります。
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鍋の中身は目玉焼きです。自分で好きな加減に焼いて食べます。
これで1万円しませんでした。本当にいい宿だったんですけどね…。
2018年に来訪してみると、玄関に貼り紙がしていました。
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こちらこそ、ありがとうございます。
お世話になりました。
現在、とよ常さんは、近くに新店舗を構えて営業を続けています。
また、久しぶりに天丼を食べたくなってきた。