閉業温泉の記憶 小浜温泉 雲仙荘
※以前は九州温泉道指定施設でしたが、現在は指定外施設です。
「全国育児介護福祉協議会」という団体が運営していたのですが、そこのHPから、宿の情報がごっそりなくなっていました。
検索をするといろいろとトラブルがあったようですが…。私には判断がつかないので、ノーコメントで。
小浜にあるのに雲仙荘。外観はかなり高級なホテルの感じ。
なんとも不思議な施設ではありますが、加入者しか宿泊できないのかなぁ?と思ったら、誰でも泊まれるようです。
立ち寄り湯も受け付けてくれていました。
入口の横から湯気が上がっています。
別府のひょうたん温泉にある「湯雨竹(ゆめたけ)」が設置されています。
これは源泉の温度が高すぎるため、どうしても加水しないといけないことを防ぐために、竹を使って温度を下げているんです。
塩田の海水濃度を上げる仕組みを使っているので、電気も使わず、水道代も節約できる。温泉好きには、源泉の濃度を下げずにお風呂に入れるという最大のメリットがあります。
ちなみに湯雨竹の説明はこちら↓
それがこれです。ご親切に足湯までセットされています(笑)
広々としたフロントでお金を払い、2階へ案内されます。
しかし、こことても綺麗なんですが、あまりにも綺麗すぎてなんか殺風景なんですよね~。
何かに似てるな。と思って、今思いついた。
病院みたいな感じです。部屋がどんなのか気になります。
まぁ、お風呂が目的ですので、お風呂に向かいます。
内湯です。
黒い御影石?でできているのか、非常に落ち着いた作りです。
温泉成分が濃いのか、床が茶色っぽく変色しています。
加水していないので、温泉成分は濃く、ずっと浸かっているとふらっとくるくらい来ます。
ちょっと風に当たろうと思って、露天に出ます。
ここも同じような作りで、外風に吹かれながら、足だけ浸かっていました。
結構長居する温泉の種類ではなさそうです。
少し浸かっては休み、また浸かり、また休む。
そういう入り方がいいと思います。
他の温泉も湯雨竹を採用してくれないかなぁ…。
もったいないなぁ。
今は建物がどうなっているかは分かりませんが、復活してくれることを祈ってます。