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筋湯温泉 せんしゃく湯

筋湯温泉は、阿蘇くじゅう国立公園の中、湧蓋(わいた)山の南東麓標高1000mの高所に、約20の宿が存在します。「日本一の打たせ湯」をうたっており、浴場に打たせ湯施設を有する旅館もたくさんあります。

筋湯温泉には、共同浴場が4つあります。その中の1つが、ここ岩ん湯です。他の共同浴場はここからどうぞ。

ここせんしゃく湯は、共同浴場になっているものの、筋湯温泉のHPや観光案内パンフレットなどから、一切存在が消されている場所なのです。
ちょっと現在はどうなっているのか。少し興味があって行ってみることにしました。
筋湯温泉バス停の近くの、清風荘という宿の横の小道から、下に降ります。
途中の道は草ぼうぼう。元宿と思われる建物もありましたが、営業している気配はありません。う~む。これはもう廃墟になっているのだろうか…。

下の川近くまで降りてきたところに、せんしゃく湯と書かれた建物を発見。ありました。こんなところに…

ブレブレ

電気は消えていましたが、スイッチを入れるとつきました。
電気はまだ通じているようです。また、誰も来ていなければ、結構荒れているかな。と思ったのですが、明らかに誰かが掃除をしています。
どうやら入浴できるようです。無人ですが、料金箱は設置されていました。

管理はされているようです

ただ、浴槽は1つしかなく、男女別の区別はないので実質混浴なのだろうと思います。まぁ、聞こうにも聞けないんですけどね…

岩風呂

せっかくですから入ってみましたが、この時は若干ぬる目、入った感じは他の筋湯温泉と変わらないようです。
ただ、浴槽は茶色くなっており、少し鉄分が強いのかな。と思いましたが、入っている感じはあまり鉄の風味はしませんでした。

暗いからブレブレです

温泉自体は使われているようですが、行くまでの道がかなり荒れていたり、何かあった時に周りに何もないので助けが呼べなかったり、いろいろ観光客に開放するにはハードルが高いんでしょうね…。
ちなみにgooglemapには記載がありました。

行ったのは確か2020年くらいですので、現在やっているかどうかは不明です。公式に案内もされていませんのでご注意ください。

■筋湯温泉 せんしゃく湯
住所:〒879-4912 大分県玖珠郡九重町湯坪712−3
電話:なし
営業時間:7:00~21:00
入浴料:400円(または入浴メダル1枚)

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