あの日5万人の心が動いた
こんにちは。
先日、人生で初めて野外フェスROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKAに参戦してきました。心配性ゆえに、準備の段階で恐ろしくエネルギーを使ってしまった私ですが、終わってみれば開放感と音楽好きの人が放つ心地よいエネルギーに包まれ、充実感のある1日になりました。
生ってやっぱりすごい
そんな中でも、印象に残ったのが、サンボマスターの皆さんのパフォーマンス。
何と言うか…
全身全霊という言葉を体現したような
そんなパフォーマンスでした。
音楽を奏でながらも、自分の持ち時間を目一杯使ってメッセージを伝えようとしていて、
優しさと力強さが入り混じった唯一無二のパワーを放っていました。
サンボマスターの存在はここで見る前から知っていたし、口ずさめるレベルの楽曲も何曲かあったけれど、
生のパフォーマンスを見るまで彼らの魅力を半分も理解してなかったです…!
この日見たステージの中で1番観客の一体感を感じ、ただただ圧倒されていました。
時折、客席に向かって
泣くなよ、泣くなよ。
と声をかけていたのも印象的でしたが、
これは心の琴線に触れて涙が出てきてしまう人がいるのも納得…!
自分たちのライブを通して人を元気にしたい、と思っているバンドはきっと他にも沢山あるけど、
ここまでの熱意を泥臭くもまっすぐに届けてくれるのはサンボマスターだけなんじゃないかと思いました。
目の前のお客さんを5万人の観客、という表現でひとくくりにしないで、その先の一人一人の人生に寄り添おうとする姿勢に感銘を受け、
彼らの思いが多くの人たちに支持されている世界っていいなぁとあたたかな気持ちになったことが今にも心に残っています。
やっぱり人の心を動かすのは熱意だと身をもって感じた休日でした。
思いがけず心震える体験ができたことに感謝!
おまけ・ロッキン覚書
今年のステージは終わってしまいましたが、来年のロッキンへの参加を考えている方に向けて、自分が行く前に知りたかった情報を書き残しておきます!全体的に屋外とは思えないほど清潔で、スタッフさんな感じも良く快適に過ごせました。
アクセス
私はひたちなかまで電車+シャトルバスで行きました。最初から最後までいる予定の人はバスツアーの方がよさそう!
駅から出ているシャトルバスは本数もすごく多く、チケットを買ってから比較的すぐ乗れましたが、スペースが空いてるバスに順次乗せられていく感じで乗るバスは選べません(座れるかは運次第)
ステージ
フェスといえば周囲にもみくちゃにされるイメージ(?)を持ってましたが、実際はコンサートホールで立ち見している感覚で自分のスペースがしっかり確保できていました。
ステージ前方のエリアは、事前抽選で決められていて、始まるほんの直前まで入場を受け付けていました。こちらはきれいに区画で分かれていて、より快適に過ごせますので、抽選が始まったらお目当てのアーティストの応募を忘れずにしましょう!
服装
足元は山専用のスニーカーが多いのかと思いきや、普通のスニーカーやサンダル履きの方も意外と多かったです。
現地で購入できるTシャツ姿の方もたくさんいました。当日雨が上がった後は肌寒く感じ、長袖のレインコートで暖をとっていたくらいだったので、海沿いで気温差が大きいことを念頭に羽織れるモノを持っていくとベターです。
雨対応
私が行った日は午前中ものすごい雨で、こういう日はやはりレインコート上下と雨対応のシューズがベストだなぁと実感しました。
傘が使えるエリアもありますが、スタンディングエリアはじめ傘NGエリアがあるので、袋やレインコートに加えて帽子があると良いです。
レインコートのフードだけだと風でめくれたりして濡れます。自転車用の顔周りをしぼれてつばがついているタイプもいいかもしれません!
(とは言え、軽装で濡れること含めてまるっと楽しんでいる方も結構おられました。わたしもそのくらいおおらかな性格になってみたかった…!)
グルメ
出店がたくさんあって、見てもあるだけで楽しい。ローストビーフ丼やクレープなど、欲望の赴くままに食べるのも楽しかったけれど、なんといっても大人気のフェス飯、五浦ハムのハム焼を食べられたのが嬉しかったです!(午前中早い段階でも40分近く並びました)
想像していた以上にジューシーで、複雑な旨味に感動しました😍
クローク
有料の袋を購入すると、引換券を持っていけば何度も荷物の出し入れができるようになります。朝イチだったからか特段予約なしでも購入できました。
着替え
試着室のように広いスペースが用意されていて、カーテン付きのブースがたくさんありました!化粧直し用のテーブル席もあって、髪型を直したり、メイク直すのにも便利です。
トイレ
公園にあるトイレに加えて、大量の仮設トイレがあります。噂通りとてもきれいでしたし、十分な数があって、ほとんど並ばずに使えたのもよかったです。