空気感が肌に合う関係を大事にしたい
最近彼との関係はすっかり落ち着いている。
「会いたい期」を越え、「連絡来なくてイライラ期」も経て、今は「お互いのタイミングが合った時に会えばいいじゃん期」に入っている。
日頃忙し過ぎる彼と付き合っているうちに、求めるのがしんどくなってきて、自然と一人時間を楽しむ方に気持ちを向ける様になってきた。
「めちゃくちゃ忙しいー」とか、日々あった事を話す電話の時間は結構あるので、それでなんとかコミュニケーションは取れている。
会える時間は少ない。
でも、それで満足だと自分に言い聞かせる。
そんなふうに自分を納得させて、依存しないように、期待しないように。
彼を心の中心に置かないように。
自分を充実させるのは自分しかいないから、誰かを考えている時間が勿体無い。
それぞれの毎日を頑張って、会えるタイミングが来るまで無理しないのが一番。
そんな下書きを残していた後、少しだけ彼と会う事ができた。
待ち合わせをして、たわいもない話をしながらドライブ。
どこが好きとか何がどうとかではなく、彼との空気感が好きだと改めて思う。
「何か話さなきゃ」とかなく、沈黙すら心地良い。
手を繋いだ時の指の感覚とか、笑った時の声のトーンとか。
馴れ合いとも違うし、でも緊張感がある訳ではなく、ちょっと浮き足立ってる感じの空気。
そんな心地良い空気感を肌で感じると嬉しくて泣きたい様な、なんとも言えない気持ちになる。
言語化が難しいけど、自分が女性である事を身体の奥底で感じられるこの彼との場所が私の人生に訪れた事は何か意味があるんだろうな。
その意味とかをあれこれ考えるのは面倒だから、この関係をお互いが心地良くゆっくりと続けていけたらいいなと思う。
今はそんな緩やかな感じ。