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「ワインが苦い?」初心者でも飲みやすい赤ワインの選び方

「ワインって苦くて飲みにくい……」そう感じたことはありませんか?

実は、その苦みの正体は『タンニン』という成分

ワインの渋みや苦み、複雑さを左右する重要な要素ですが、初心者にとってはちょっとハードルが高いかもしれませんね。

でも安心してください!

本記事では、タンニンが少なく、果実味が豊かで飲みやすい、初心者でも美味しく楽しめるワインの選び方をまとめました。

ワインの苦みの正体タンニンって何?ワインが渋く感じる理由

タンニンとは、ワインを造る工程で、ぶどうの皮や種など抽出される成分で、口の中がキュッと締まるような渋みを感じさせます。

例えば、紅茶を長く蒸らしすぎると渋くなるのと同じイメージ。

赤ワインには特に多く含まれており、ワインの味わいに深みや複雑さも与えますが、初心者にはその苦みが少し強すぎると感じることがあることも事実です。

飲みやすい赤ワインの特徴とは?

では、初心者が飲みやすい赤ワインにはどんな特徴があるのでしょうか?

1 タンニンが少ない:ぶどう自体がもつ渋みが控えめ
2果実味が豊か:ベリーやチェリーのようなフルーティな味わい
3冷やして美味しい:少し冷やすことで、より爽やかで飲みやすくなる

この3つのポイントを押さえておくと、初心者でも無理なく赤ワインを楽しめます。

初心者におすすめの赤ワイン5選

赤ワインの中でも、タンニンが少なく果実味が豊かなぶどう品種を5つご紹介します。ワインショップや、レストランで見つけやすいワインも合わせてご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

① ピノ・ノワール

ピノ・ノワールは、エレガントで繊細な味わいが特徴。渋みが少なく、チェリーやラズベリーのような果実の風味が豊かです。 特にフランスのブルゴーニュ地方やアメリカのオレゴン、ニュージーランドのセントラルオタゴのものが人気。
少し冷やして飲むと、より軽やかな味わいになりますよ。


② ガメイ

ガメイは、フランスのヴォジョレー地方でよく作られる品種で、フルーティで飲みやすい赤ワイン。 タンニンが控えめで、イチゴやスミレのようなチャーミングな香りが楽しめます。 ヴォジョレー・ヌーボーとして知られるワインもこのぶどう品種から作られ、フレッシュな味わいが魅力です。


③ メルロー

メルローは、タンニン自体は豊富ですが、まろやかで口当たりが良く、果実味もしっかり感じられるため、初めの方にも受け入れられやすいでしょう。 プラムやブラックチェリーの風味が特徴で、飲みやすいことが多いです。 カリフォルニア産やオーストラリア産のものがコスパも良く、デイリーワインとしてオススメです。


④ バルベーラ

バルベーラは、イタリアのピエモンテ地方でよく作られる品種で、酸味がしっかりしておりフレッシュな果実味が楽しめます。 タンニンが少なく、チャーミングな飲み口なので、初心者にもおすすめ。少し冷やして飲むことで、トマト系などの料理との相性も良くなるでしょう。


⑤ グルナッシュ

グルナッシュは、スペインやフランス南部で多く栽培されている品種で、スパイシーさと果実味が特徴。 タンニンが控えめでほのかな甘みも感じられるため、ホームパーティやBBQなど、カジュアルで飲みやすい赤ワインを探している人に親和性があると思います。


まとめ

「ワインは渋くて飲みにくい……」と思っていた方も、ピノ・ノワールやガメイのような飲みやすい赤ワインから選ぶことで「こんなワインもあるんだ!」と、ワインの世界がぐっと広がることでしょう。

お気に入りの1本が見つければ、ワインの楽しみ方がどんどんと増えていくはずです。

まずは気軽にさまざまなワインを楽しんでみて、ぜひ、あなた好みの赤ワインを見つけてくださいね。


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かおりん
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