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神戸と私〜そして音楽と食文化①

なぜ、私が音楽と食の仕事に携わるようになったのか?

神戸に生まれ育ち、現在も神戸に住んでいる私。
この神戸という環境で私自身が成り立っていると思っています。

夫も神戸生まれの神戸育ち。感性はよく似ています。
食に携わるようになったのは夫の影響もかなり大きいのですが、やはり神戸の文化的な環境はかなり私が生きていく中で大きなものなっていると思っています。

そんなに神戸っていいところ?


神戸のどこがいいのか?ふと考えてみました。
それはやはり、山の緑と海があるから。
我が家からは北側を眺めると六甲山、南を眺めると神戸港。
眺望だけは最高なのです。
幼い頃から六甲の山並みと神戸港を眺めながら育ちました。
そして美味しいものがたくさんあって食文化を語るとなると、神戸にはロシア料理やスペイン料理の老舗や中華料理の美味しいお店がたくさんあります。
それが港町・神戸の良いところ、いろんな国の船がやってきて神戸の食文化が生まれたと言えるでしょう。

でもそんな神戸でも私にとって大きな欠点が。
坂道が多いこと。我が家も坂の上にあります。
まあ車さえあれば問題はないのですが、年に一回降るか降らないかの大雪の際は普段から冬用タイヤなど装着していないので大変!
タクシーも上がってきてくれないし、以前外出している途中で大雪となり車を駅近くの駐車場に停めてタクシーで帰宅したら、タクシーの運転手さんにここからは無理!と坂の途中で降ろされ、夫と二人這うように坂道を登った思い出があります。
通っていた高校も坂の上に校舎があり、学校のグラウンドは屋上より上にありました。
週明けの月曜日、グラウンドで行われる全校集会は坂を上がって学校に着いたと思えば、鞄を教室に置いてそのまま屋上より上にあるグラウンドへ直行!全校集会の最中は息切れしながらグラウンドからの神戸の街並みを眺めていました。
でも困り事はそれくらいで、神戸は本当に住みやすいところです。

なぜ神戸で生まれたか?

私が神戸で生まれたのは父の生まれ育ちが神戸だったから。
母は大阪出身でした。そんな母も大阪に戻るつもりはないと神戸を愛していました。南大阪の朝食「朝粥」で育った母が、父と結婚して朝食はパンと紅茶が欠かせないようになったのです。
そういえば幼い頃、朝起きると「パン買ってきて」と焼きたてのパンをパン屋さんに買いに行かされたものです。
音楽と食文化、私に影響を与えたのは父が神戸・北野で生まれ育ったことから・・・そして夫との出会い。
少しずつ、そんな話をこちらに書き留めていきたいと思います。
では、また次回。


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