豊かになれない なるのを嫌がる人
豊かになりたい、もっと好きなことをしたい。
けれど、そう周りに伝えると
『上手くいかないよ』
『時間無いじゃない?』
『できなかったら恥ずかしいよね』
何て言われたりして、止めておこう、と
尻込みをしたり、好きなことをしている人を
見ては、羨ましいなと見ていたり。
これは、過去のわたしの姿です。
何に対しても、羨ましいな、良いな、と
思うだけで、何もせず、羨んでばかり。
そしてさらに言えば、『豊かに』なる
という言葉にすら嫌悪感を全開にして
豊かになんてなりたくない
豊かは私からは遠い!!
お金なんて大嫌い!
がオンパレードでした。これ。
こんなことをいっている私が 本質的に
豊かになれよう筈もないんだよね。
お金の悪口や豊かさに対して
嫌な感情しかないんだから。
これは人間に例えると良く分かる。
自分の悪口を言っている人と一緒にいたいか?
と言われたら、自分の悪口を言っているような
人とは付き合いたくない、のと変わらないの。
お金や豊かさもこれと同じなんだ
嫌悪してたり、悪口を言っている人のところには
『喜んで』入ってきてくれない。
それどころか、『出ていこう』『逃げよう』
として、益々お金も豊かさも縁遠くなる。
お金や豊かさへの悪口を言わない人
お金大好き!豊かさ歓迎!と言っている人を見て
『お金を求めるなんて図々しい』
豊かさ歓迎!という人を見て
『私には今の暮らしで充分よ!
豊かさなんて要らないわ!』
と思う人もいる一方で、心から
お金大好き!豊かさ歓迎!と腑に落としている人も
中にはいる、この違いは?
答えはね。自分が豊かになること、お金を持つ事で
『喜んでくれる人』『幸せになる人』が
周りにいるから、そういえるんだな、と
分かってきたんだ。
そしてこうも言える。
お金は交換するためのツール、として見る。
自分だけが良い思いをしたい、という事だけに
とらわれることなく、周りへも、還元する。
↑
こうして、どんどん自分の中に
良い空気を循環させる、と言うこと。
悪口を言わない人はいつも穏やかで
落ち着いている、それは自分も周りも
同じように暮らしているという思いがある
私が豊かさやお金に対して嫌悪感を持っている
こんなことに気づいたのも、stayhomeで
家に居ることが増えたことにある。
さらにどうして嫌がっていたのかといえば
それこそ過去に、好きなことに
『お金をかける』と言うことを許して貰えなかった
というところに行き着いた。
好きなことにお金を使うと常に
何故か祖母から『もったいない!』と
怒られた、親からならまだしも
一度私と関わったから、と口出しをしてきた。
その度に、心は傷ついて、益々
傷を埋めるために、要らないものを買い漁る
何て事にも繋がり……。
お金がなかったわけではなく
どこにどれだけお金をかけてしまっているかの
把握が出来ていなくて、さらには
自分が傷ついたことの当て付けに、物を
買い込んでいたから余計にお金がなくなる。
というスパイラルになっていたのだ。
今、stayhomeで昔に買い込んでしまいこんで
しまっていた、要らなくなったものを処分した。
古くなった靴の多さ、読まない本の多さに
私の傷ついてどうしようもなかった気持ちの
多さにまず驚く。そして、更に。
どれ程の物を買い込もうと、使わないものを
買い込むのは、毒でしかないんだな、と。
ものへの執着は、豊かさと反対だし
執着している人や、要らないものを溜め込んでいる
ような人のところにお金は回らないのだ。
豊かさを笑ってお金をもつ人を嫌悪してたり
するのは、自分を箱に閉じ込めて
出られなくしているのと同じこと。
もうそろそろ許してあげよう、と素直に思えた。
豊かさへの恐怖からお金をもつ罪悪感からも
解放されたら、私も少しずつ前へ進める。
今はそう思う