「考える」ためには暇な時間が必要なのだ
「アテネの人たちは、何よりも暇な時間を大切にした。だから、『人はなぜ死ぬのか』なんて考えるようになった」
というようなことを、最近友だちに勧められて聴いているCOTENラジオで言っていたので、わたしも暇な時間を作ることにした。
たまに、「あぁー、どこかに逃げ出したい!」と思うことがあって、地元にはないような透き通るような青い海や異国感漂う街並みの夢を見た。
そこで、国内で「海外っぽさを感じられる場所」「開放的な場所」に行ってみることにした。
そして今、ひとりでふらりと宮古島にやってきている。早速「現金オンリー」なバスとカフェの洗礼を受け、所持金10000円のわたしはピンチに陥っている。
こういう知らない土地で知らない人と出会い、観光案内をしてもらったり、友情が生まれたり、というパターンにも憧れるが、たぶん何もせずに1週間を終える、気がする。
誰とも出会わない旅。
刺激的じゃない旅。
なにもしない旅。
そんな旅があってもいい。というか、いつもわたしがひとり旅をするときは毎回そんな感じなのだけど。
「1週間ものあいだ、誰とも会わない」って実はとても難しい。
特にわたしは実家暮らしなので、家にぼけーっといるだけでも人と会うし、予定もすぐにポンポン入れてしまうので、気付けばめちゃくちゃ人に会ってしまう。
でも、大体「なにか文章を書こう」「なにか作ってみよう」と思うのはひとりでいるときなので、この1週間で自分のなかから何が生まれるのか楽しみだ。
よし、暇するぞーーーーー。
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