自分の正直な気持ちを伝えよう!
私が、「親業」のセミナーを受けたのは、18年前かな・・・
子育てに参考になればと思い、受講しました。
子供は、まだ幼稚園に通っていて、空いた午前中に受講。
随分前なので、全部は覚えてないのですが(汗)
特に印象的なことは、自分の正直な気持ちを子供に伝えるということ。
例えば、よくある場面。子供が自分勝手に行動して迷子になって、探しに探して見つけた時。
「どこに行ってたの!もう、心配したでしょ!」
と、とても怒って子供を叱るときありますよね?
この時、子供は、怒られたことしか覚えてません。怒られたから、次からは怒られないようにしようと。
これは、母(私)の正直な気持ちではありません。
怒りたい訳では、ないのです。
無事でよかった!嬉しい!安心した!
これが、正直な気持ちなのです。
だから、怒るより先に、無事でよかった!嬉しい!安心した!と
怒らずに、まず伝えるべきなのです。
そして、感情的ではなく、冷静に諭せばいいのです。
「よかった!無事でいてくれて。」と抱きしめる。
それから、誘拐されたら大変だとか、事故に遭ったかと心配したとか。
心配させるようなことは、しないで欲しいと諭すのです。
そうすれば、親の愛情が伝わり、愛してくれる人を心配させないようにしようと、子供ながらに気づくのではないでしょうか?
勉強しなさい!と私は、ほとんど子供には言わなかったと思いますが、
言ったとしても、「宿題した?」くらいかな。
なぜ、そう言うかというと先生に子供が叱られはしないかと、心配だから。
この事を子供に伝え、「叱られてもいい、大丈夫!」と子供が言えば、引きさがりました。
私は、子供を思って言っただけで、子供が大丈夫なら何も問題はありませんから。
私が思うに、母親は、案外正直に上手く自分の気持ちを子供に伝えてないのではないかと。
自分の本当の気持ちに、なぜそう思ったか、本人が気づいてないのです。
心の動きを見つめ、自分の正直な気持ちを伝える練習をしてみて下さい。
きっと、子供さんは、親の気持ちを理解してくれますよ!