哀悼。
クリエイターには、心の機微を表現できる人がたくさんいる。
…いや、違う。
機微を表現できる人がクリエイターなんだと私は思う。
表現できるということは、色々な想像ができるということ。
目線を変えたり眼鏡を変えたり感じたものを一旦否定してみた上で、自分なりに解き放てるということ。
たとえば…そうしたことができる繊細な人が、配慮に欠ける人や想像力の無い人または自分を押しつけてくる人を相手にしなければならない時、何がその人を守ってくれるんだろうか。
職務上の行き違いやコミュニケーション不足などが常日頃からあると分かっていたならば、動ける誰かが解消すべく行動するしかないのではと思ってしまう。
願わくば〝今〟を大切に。
時機を失ってからではすべてが遅過ぎる。
手遅れになってからでは、真実も本当の気持ちを聞くこともできない。
守ることも真意を伝えることもできない。
これって、他人事ではないのです。
芦原妃名子先生ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
先生の「掌中の珠」ともいえる素敵な作品に触れさせていただいたことに心から感謝いたします。
今はただただ哀しいばかりです。
さらさらと
落ちては混じる
哀しみよ
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