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学生生活最後の3月にインプットしたもの〜映画編〜

映画や本など、3月中にインプットしたものをまとめていきます。

映画(12本)

3月は普段よりもたくさん映画を観ました!
(1月2月ともに鑑賞数4本でした。)

1.ニュー・シネマ・パラダイス
2.マイ・インターン
3.偶然と想像

これらは以前書きました💁‍♀️

4.アウシュヴィッツ・レポート

1944年4月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。遺体の記録係をしているアルフレートとヴァルターは、日々多くの人が殺される過酷な収容所の実態を外部に伝えるため脱走を実行した。なんとか収容所の外に脱出した2人は、奇跡的に救出され、赤十字職員にアウシュヴィッツの実態を告白し、レポートにまとめた。果たして、彼らの訴えは世界に届き、ホロコーストを止めることができるのかーー。

心臓をえぐられるほどしんどく、辛かったです。

今でも、最初のシーンで男の人の首にかけられたボードの言葉を思い出すだけで、胸が気持ち悪くなります。

過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す。
アウシュヴィッツ・レポート

冒頭でのこの言葉を見て、今、世界で起こっていることが思い浮かびました。

過去に起こったことは変えられないからこそ、過去の出来事を教訓にして、より良い未来を作っていくべきではないかと思います。

息苦しさを感じる、重たい映画でした。

5.フォレスト・ガンプ/一期一会

アラバマ州の田舎で女手一つで育てられたフォレスト・ガンプ。小学校に入ったものの、フォレストはバカにされてばかりで、遊んでくれるのはジェニーだけだった。ある日、同級生にいじめられていたフォレストは、「走って!」というジェニーの声で猛然と走り出す。アメフト全米代表、ベトナム戦争、卓球世界選手権出場、エビ漁船船長、そのままフォレストは風のような早さで人生を駆け抜けていくーー。

4Kニューマスター版で、映画観で観ました!
名作を映画館で観られて本当に良かったです。

人生は運命で決まっているのか。
風の流れに身を任せているのか。
僕は両方が同時に起こっていると思う。
フォレスト・ガンプ

フォレスト・ガンプにたくさんある名言の中で、この言葉が一番しっくりきました。

私は運命を信じる反面、風の流れに身を任せれば自分に合った道に辿り着くとも考えています。

風の流れに身を任せて辿り着いた場所が、自分の運命で決められていた場所だ、とも思います。

フォレストのように真っ直ぐ生きて、目の前のことを全力で頑張っていれば、あとから味方や結果がついてくると思いました。

2時間越えでも全く飽きることなく、一緒にフォレストの人生を楽しめました。

6.イエスマン"YES"は人生のパスワード

何事にも「ノー」という後ろ向きのカールは、「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅され、とあるセミナーに参加する。それは、意味のある人生を送るため、全てのことに「イエス」と言うだけ。その日からカールは何事も否定せず「イエス」を連発するようになる。

2回目の鑑賞。

やはり何事もまずは受け入れて、自分から始めていくことが人生を切り開くきっかけになると思いました。

私も「ノー」と答える方が多いので、人生を前向きに楽しむためにも、もう少し周りを受け入れて新しいことを取り入れていこうと思います。

ジム・キャリーが面白くて、ズーイー・デシャネルが可愛すぎる、最高のポジティブ映画です!

7.ロマンティックじゃない?

ニューヨーク市で建築家として働くナタリーは、仕事で認められようと奮闘するものの、頼まれるのはコーヒーとベーグルのおつかいばかり。さらに追い討ちをかけるように、強盗に襲われて頭を打った衝撃で気を失ってしまう。目覚めた世界では、恋愛を皮肉な目で見ていたナタリーがラブコメ世界のヒロインになっていた!

最高に可愛くて楽しくて、観ればハッピーになるしかない映画です✨

ラブコメの世界に入って、本当に愛しているのは誰かと気付く場面が良かったです。

ラブコメの世界を体験したいと思える、可愛い映画でした。

8.街の上で

下北沢の古着屋で働いている荒川青。たまにライブを見たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったり、基本1人で行動している。そんな青の日常に訪れる「自主映画への出演依頼」という非日常。出演することになるまでの流れと、その過程で青が出会う女性たちを描いた物語。

これぞ日常系映画です。
2時間と少し、青の生活を覗き見したような気分になりました。

誰も見ることはないけど、
確かにここに存在している。
街の上で

私の人生も含めて、多くの人の人生はこんな感じだと思います。

有名ではなく、目立っている訳でもなく、多くの人に見られることはないけれど、確かにここに存在している。

そんな自分の人生を歩んでいこうと思いました。

古着屋さんで働いて、本を読んで、たまにライブに行って、隠れ家のような飲み屋で飲んで。青にとったら何気ない日常でも、こんなスローライフのような過ごし方に憧れました。

9.かもめ食堂

フィンランドのヘルシンキでオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性とフィンランドの人々の穏やかで温かい日常を描く。

3回目の鑑賞。

この映画は、自分の精神状態が安定していないと感じるときに観たくなります。

大きな事件も起こらず、穏やかに流れる時間に身を任せて、ゆったりと観れる心の安定剤です。

また、癒されました。

これから先、何度も何度も見返すと思います。

原作も買って読もーっと。

10.空白

全ての始まりは、ティーンの万引き未遂事件。スーパーで万引き現場を店主に見られ、逃走した女子中学生は、そのまま乗用車とトラックに轢かれ死亡した。女子中学生の父親は、「娘が万引きをするわけがない」と信じ、事故に関わった人々を追い詰めていく。

何をどうしても、誰も幸せにならない状況が苦しかったです。

正義とは何か、正しいとは何かを考えさせられました。

みんながそれぞれ自分の中に正義や正しさを持っていて、それは人それぞれ違うのに、自分の正義や正しさを振りかざす。

正義や正しさという言葉は、ときに圧力になると感じました。

ずっと暗いトンネルの中を歩いているような映画でしたが、最後に少しだけ光が見えたように思います。

11.愛がなんだ

28歳のテルコはマモル(マモちゃん)に一目惚れした5ヶ月前から、生活は全てマモちゃんを中心に動いている。けれど、マモちゃんにとっては、テルコはただ都合のいい女でしかなかった。今の関係を保つことに必死なテルコは、自分から一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えられない。

こういう恋愛映画は、あまり好きでないなと思いつつ、『街の上で』を観てから今泉力哉監督が気になって鑑賞しました。

振り向いてくれない相手に片想いをする、ごりごりの恋愛映画だと思っていましたが、ただの恋愛映画ではありませんでした。

登場人物それぞれが自分の足りない部分を他人を通じて埋めようとしていて、恋や愛というより、憧れや依存を感じました。

愛は与えられるものではなく、自分自身のもの。

他人に何かを求めた時点で苦しくなるのは自分なので、自分で自分を愛し、支えていかないといけないと思いました。

12.ニトラム(2022/3/25)

オーストラリアで実際に起こった銃乱射事件を基にした作品。いつまでも火遊びをやめられず、近所からは厄介者扱いされているニトラム。母は彼を「普通」の若者として人生を謳歌してほしいと願う一方、父は出来る限りのケアをしようと努めている。彼はなぜ銃を求め、いかに"その日"に至ったのかーー。

終始、気持ち悪さを感じていました。

ニトラムにも、両親にも。

ニトラムに必要なのは愛情なのか、共感なのか。考えながら観ていましたが、結局分からないまま終わりました。

エンドロールが印象的で、微かに聞こえる外の音が、ニトラムと世界の距離を示しているように思いました。

上手く言語化が出来ない気持ち悪さを感じる映画でした。



3月はたくさん映画を観れて良かったです。

以前もnoteで書いたように、自分に悩みや迷いがあるからこそ、多くの映画を観たと思います。

4月は、純粋にたくさんの映画を観れますように!


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