「それはわたしが外国人だから?」(安田菜津紀著) を読んで
安田さんの「国籍と遺書、兄への手紙〜ルーツを巡る旅の先に」を読んだあと、なにか行動を起こしたかった。
それで、「朝鮮語」(「ハングル語」、「韓国語」ではなく、安田さんの言葉より)の勉強を始めた。「朝鮮」が好きになりたかったから。中国語二年間独学したら、中国人や台湾人が好きになれたように。
「それはわたしが〜」は、Xの安田さんのポストに度々出てきた本だったので、読んでみようと、購入。
僕は「多様性」が好きなのかもしれない。
カナダに小2の頃、暮らしていた。その頃から僕は、カルチャーショックが好きになった。
中国語を話す人に、カタコトの中国語で話しかけたり。英語で英語圏の人に話しかけたり。
「中国人ですか?」と話しかけたら、「台湾人です」と返ってきて、台湾人のアイデンティティを学んだ。そして、そこはディズニーランドで、デート中のカップルだったので、失礼というか、すごくお邪魔をしてしまったかもと、反省。彼女さんの方は面白そうにしていたから、まぁ、大丈夫だったかな。でも、僕は二人にとって邪魔だった。
社会的な多様性に限らず、自然科学でいう多様性も好き。
子供の頃、父親が見ていたアフリカの動物のドキュメンタリーを見るのが好きで、生態系にも興味を持った。
水耕栽培と魚の飼育を一体化した「アクロポニックス」にも、かなり興味を持っている。
水槽の中で完結する、魚、微生物、植物からなる生態系を活かして、魚の飼育・養殖と植物の栽培をする、というもの。魚に影響するので、農薬は使えない。
「多様性」に触れると、ワクワクします。