【読書】アドラー式「しない」子育て

【読んだ本】
アドラー式「しない」子育て
向後千春・吉田尚記
白泉社 2017年初版発行

自分はどんなことに興味を持っているのか知りたくて図書館を見ていた時に手に取った一冊

以前、アドラーの「嫌われる勇気」を読み、課題の分離という考えに深く納得しつつもそれを実行する難しさに悩んだことを思い出した。
一歳四歳の男の子育児をしてて、日々対応の仕方に悩んでいるのもあり手に取ったんだろう。

印象に残った部分
・叱るのではなく「優しく」「きっぱりと」伝える
→子供の要求を叶えられない時、できないよと優しくきっぱりと伝え、その上で選択肢を伝えて子供に選んでもらう。子供の要求に答えることが親の使命と思っていたが、そうじゃない方法もあるのかと思った。
最近はご飯の支度をしている時に抱っこしてと泣かれるのに困っていた。抱っこなんてお金もかからずすぐにできるからと根負けして抱っこして、支度が進まないことにイライラしていたな。
次から「今はご飯の支度をしているから抱っこはできない。そこで泣いてる?それとも泣き止んでおもちゃで遊ぶ?」と伝えてみようかな!

・それぞれの理想像、「ライフスタイル」に注目
→子供にもその後固有の理想像があるというのは新しい視点だった。最近、八木仁平さんの自己理解にはまって自分の価値観ばかりに注目していたが、子供にも価値観≈理想像があるという当たり前のことに気づいていなかった。
アドラーのライフスタイルでいうと長男はリーダータイプかな。
リーダータイプ=主導権を握ってリーダーになりたい。自分がしっかりあり、頼れる存在。「わたしは上に立つべきだ」と思っている。
リーダータイプにあった声かけ
「ここのお片付け、〇〇(子供の名前)に任せたよ」頼られると嬉しいからこの言い方。そして頼ったら口出ししない、命令されるのはきらいなので「〇〇しなさい」はNG。
これも即実践したい。普段から弟が泣けばおもちゃを持ってきてあやしたり、祖母がよく薬を飲み忘れていると「ばあばおくすり」とリマインドしてくれたり頼りにしているし、本人も頼りにされたい思いは強そう!この言い方なら喜んで行動する姿が想像できる!

実践した結果もまた更新できたらと思います♪

2024/9/10追記
実践した結果、、
リーダータイプの長男に保育園リュックをとってきて欲しいなという時
わたし「保育園リュック重いから持つのすごい力いると思うんだけど、持ってくるの〇〇にまかせてもいい?」
息子「えー、◯◯力あるからできると思う」
とその場で保育園リュックを持ってきてくれました!しかも誇らしそうな笑顔で☺️
効果ありでした!
その後もなにかお願いしたい時はこの伝え方を意識しています。もちろん息子にもその時の気分があるので、毎回機嫌良くやるとはなりませんが、少し気持ちが楽になりました!

皆さんのお子さんはどのタイプでしょうか?
声かけお試しあれ〜


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