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naga_hiro783
武家社会への足音「光る君へ」第46話(2024年12月6日)
この大河をみなければ、道長の読んだ望月の歌は、栄華を手にした不遜なものと勘違いしたままだった。
この脚本でなければ、娘3人が道長にぷんすかしなかったのではないか。
内裏に上がるのが女の誉、帝の妻となるのが最上の喜びと教育されたり、貴族社会の風潮にさらされていたら、とてもぷんすか出来なかっただろう。
「大化の改新から書きたい」
道長の生涯を書いた栄花物語の作者・赤染衛門先生、ウケる。
刀伊の入冠
太宰府に行ったのが行成じゃなくてよかった。
刀伊の事件を知るにつけ、つくづくこの国は外圧によって変化せざるを得ないのだなと思う。
それにしても刀伊怖い。
貴族社会の、のんびりとした様子とのギャップがありすぎる。
外戚が幅をきかせる世界は不平等ではあるが、武力で決する世界よりはマシにみえる。
かな文字により感情や思いを豊かに表現した平安文学は、穏やかな空気があったからなのだな。
次のエンタメ開花には、天下泰平の江戸時代までまたねばならない。
次の大河はエンタメ✖️エンタメってことかしら。
あさイチに吉高由里子登場。
この人がネチネチ根暗のまひろを演じたのかと思うと、役者さんてすごいな、と思う。