『マネジメントのモヤモヤから抜け出す3つのTIPS』セミナー受講
今日は臨床心理士、公認心理士の中島美鈴先生のオンラインセミナーに参加しましたのでアウトプットしたいと思います。
セミナータイトルは
『あの部下はなぜ締め切りを守れないのか
マネジメントのモヤモヤから抜け出す3つのTIPS』
あなたの会社にこんな人はいませんか?
いつも遅刻ギリギリに来る人
締め切りを守れない人
自己流で仕事をやる人
仕事が遅い人
締め切りが守れない人には特徴があり
時間管理は脳の前頭前野部分で行われる実行機能と関りがあるそうです。
ADHDの方は実行機能障害仮説があり、前頭前野が未発達である可能性が高い。だからといって脳を鍛える、トレーニングするわけにはいかないので
与えるタスクや報酬、強化などをうまく使ってギリギリにならないように上司の指示の出し方を工夫してみましょうという内容でした。
次の4段階においてどこでつまずくか観察検証してみること。
第1段階:とりかかり
第2段階:計画性
第3段階:進捗を気にしない
第4段階:脱線防止
第1段階のとりかかりでは、やる気がしない、やってもできないんじゃないかという恐れ、必要なものが見つからないなどの心理作用が働いて手が付けられず先延ばしにしてしまうこと。
(私もよくあります)
第2段階の計画性は時間の見積もりがずれている、計画を立てない、急げばなんとかなるだろうと考えることで、予定がずれこんでいきます。
第3段階の進捗を気にしないは、やらなければいけないのはわかっているが、他のことが気になりだしてそれをしてからじゃないと進めないと思ってしまう。例えばテスト勉強をしているとなぜか掃除や片付けがしたくなるなど。
第4段階の脱線防止は突発的なニュースや出来事に意識を奪われてしまうなど。例えばSNSで有名人の結婚のニュースが飛び込んできてそっちに脱線してしまうなど。
自分がどの段階でつまずいているのかまず把握してみます。
朝起きて会社に行くまでにどう行動したいのか、理想と現実を検証してみて、自分ができる範囲の行動予定を立ててみる。
さらに細かく細分化して何を何分でやって次は何をするか決めておくと
行動しやすくなりますね。
今は無料のアプリもあるどうなので活用してみてもいいのかもしれません。
ここまでがだいたい前半。
さらにタイプ別状況別に具体的な策を教えていただいたので
次回に書きたいと思います。
締め切りが守れない、仕事が遅いと自覚があればまだいいですが
自覚がない人もいますし、言い方にも気を付けないとすぐにパワハラ扱いになってしまいかねないのでいろいろ注意が必要ですね。