色んな方の作品に触れて、私自身も自分を見つめ直しています。企画立ち上げて良かった!【♯自分語りは楽しいぞ】感想紹介⑧
こんばんは、フリーライターのみくまゆたんです。
三連休、みなさんは楽しめましたでしょうか?(※フリーランスの方だと、もしかしたら「三連休?何それ美味しいの?」かもしれません……)
私は、家族でグランピングや、岐阜のハロウインイベントなどに参加したりしました。
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自然を感じたり、ハロウィンイベントでダンスをしてみたり。いつもはパソコンとにらめっこする日々ですが、普段と違うことをするのは刺激になります。
さてさて。今回の記事では、参加者が数名集まりましたので、「自分語り企画」に参加して頂いた方の感想を紹介します。
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この度は、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございます。
今回の記事では、4人+(スペシャルサンクス1人)の方の感想を紹介させていただきます。
①『かがみよかがみ』で活躍されていた経験のあるライターさんの自分語り、気になる!/雁屋優さん
トップバッターに紹介するのは、ライターの雁屋優さん。雁屋さんは、noteに限らずX(旧Twitter)でも交流が続いている、私のライター仲間です。
記事によると、雁屋さんは2019年辺りから「かがみよかがみ」というwebメディアでライターとして活動し始めたそうです。
↑「かがみよかがみ」は、人気のWEBメディアですよね!
雁屋さんのエッセイの中で、気になった部分がこちらの内容でした。
うちの娘も少し特性があり(まだ何かはハッキリしていない状態ですが)、医師からは「〇〇の傾向があります」と言われることもしばしば。どうやら子どもが小さいうちは、多少の傾向が見られても断言が難しいらしいです。
私自身、療育などを通じて自閉症・発達障害・知的障害の傾向を持つ子とたくさん触れ合ってきましたが、「〇〇だから、こうである」とは断言できない部分も多い気がしました。
というよりも、先生たちからすれば「〇〇(病気の種類)ではなく、〇〇ちゃん(子どもの名前)として見ることが大切」とのこと。
雁屋さんは自分の境遇をしっかり受け入れた上で、冷静に自分を分析し、その上で「どうやって生きていくか」をきちんと考えて、一歩ずつ前に進んでいる方だなぁと感じます。
何度かコメントのやり取りをしていますが、温かい言葉をかけてくださるので私自身も大変救われています。
お話の中には「他人に興味がないのなら、インタビュー相手にだって興味を持てないのかも」という話を踏まえた上で、「興味の有無はインタビュー相手か否かではなく、仕事と関連しているかどうかで決まっていると理解した」というエピソードも、同じくインタビューの仕事をしてきた私には興味津々のお話でした。
私は自分以外の誰かに興味があるタイプだけど、インタビューとなると「興味」というよりは、「仕事で話を聞いて、アウトプットしなければ」という方向に意識が向いてしまう方かも。
きっとこの辺りの認識も、病気云々というよりかは、人それぞれな気がしました。
この度は、色々と考えさせられるお話をありがとうございます。今後も、共にライターとして書き続けていけると嬉しいです。
↑こちらのお話も、凄く良かったです。自分の境遇を悲観するのではなく、前向きに受け止めた上で「自分はどうやって生きていくか」を考え、実践していく強さに励まされます。
②「親になって分かること」が素敵でした/あゆたまさん
次に紹介するのは、あゆたまさんの作品です。エッセイの中では、幼少期のエピソード、お母さまとのやり取りから感じた「心の葛藤」などが素直に綴られていました。
数年経過して自分が親になって、その時のお母さまの気持ちを理解したエピソードも、個人的には胸にぐっとくるものがあります。
実は私も、幼少期は母親があまり得意ではなかったのですが(ヒステリーで怖かった)、自分が妊娠して子どもを産んでからはじめて「あの時のヒステリーは、不安からきていたのかも」と理解したことがあって。
でも、もしかしたら。私自身が、親の気持ちを理解したかったし、「自分のことを好きだったからこそ、あの時は不安からヒステリーになっていたと思いたい」と感じていたのかもしれません。
ひょっとすると、うちの母親はそこまで考えておらず、ただヒステリーなだけだったのかもしれないけれども……。
でも、私が幼少期に親へ甘えられなかったからこそ「親の無償の愛を感じて育ちたかったし、だからこそ子どもを抱きしめてあげたい」と思ったのは確かかもしれない。
あゆたまさんの作品を通じて、私も自分と「母親」との関係を振り返りました。もう昔のことは変えられませんが、せめて子どものことは大切にしていきたいと思えました。
③「適当に好きだとは、言えません」に共感される方は、案外多い気がします/遠藤ビームさん
みなさんは、好きな物を素直に「好き」って言えますか?
私は、逆に言えないかも。むしろ、「趣味は?」と聞かれたら私。3番目くらいに好きなものを伝えてしまうかもしれない……。
遠藤ビームさんのエッセイの中に、その点について首がもげるほど「わかるわかるー!」という部分が紹介されていました。
そうそう。人によっては、素直に答えると変な返しをしてくる人がいるというか。嫌な返しをされた時に、自分の大好きなものが穢されるような気がしてしまって。だから好きなものを話す時は、ついつい人を選んでしまいます。
作品の中では「嫌われない為に、カッコをつけます」と伝えた上で、エッセイを書くことに向けた想いも、とても素敵だなぁと思いました。
これからも、素直で真っ直ぐな気持ちを大切にしてくださいね。今後のご活躍も、心より応援しております。
↑『空芯菜のニンニク炒め」を無償に食べたくなる、こちらのエッセイもおすすめです。
何気ないシーンを、家族の愛と絡めて表現されており……そして、奥歯に食べ物挟まった時の違和感を上手く伝えているところも素晴らしいと思いました。
④「自分が良しとするものを貫いてる」というのが、ある意味カッコいい/ひつぎひなたさん
ひつぎひなたさんのエッセイには、自分の作品におけるスタンスが素直に綴られており、「わかる!わかるー!そうなの!」と、読みながら同意していました。
作品の中で、素敵だなぁと思ったのがこちらのエピソードです。
公開する文章には、読者がいるからこそ成り立つというのは確かではありますが……。実は私自身、「最低限の読み手への配慮」は大事だとしても、何もかも媚びて書いてしまうと、その真意は透けて見える気がしていて。
私もよく忖度といいますか。何かを書く上で、企業・コンテスト主催者・読者に媚びてしまうことは多々あります。
でも、そういう思いってすぐ見透かされちゃうんじゃないかなって。そう思ったのは、noteを通じてたくさんの方々とコメントのやり取りをしてきたからかもしれません。
ひなたさんの「自分の魂を燃やし尽くすためにやっている(小説を書く理由)」という理由も、潔くてかっこいいなと思いました。
最後に、ひつぎひなたさんの小説を紹介します。異世界を股に掛けたファンタジー小説「言霊の奏で人」という作品です。
今回は、プロローグを拝読した上で感じた感想を少しだけ紹介させていただきます。
作品は、魔界人である主人公が、天界、魔界、中道界の3つの世界を股に掛けながら大切なものを探して回るお話とのこと。
プロローグの中で、私たちの住む地球は「中道界」と表現されており、天界、魔界と比較された上で紹介されているのが面白いと感じました。
魔界と聞くと「悪魔が生息している」「閻魔様に舌を抜かれる」などなど、怖いイメージもありますが。こちらの作品では、近未来的な表現で紹介されているのもいいですね。
これからの活動も、心より応援しております。この度は参加していただき、ありがとうございました。
【スペシャルサンクス】
①コニシ木の子さんにべた褒めされて、嬉しいので紹介します!
「なんのはなしですか」でお馴染みの、コニシ木の子さんに記事紹介の時にたくさん褒めていただき、嬉しかったので自慢させてください。
お褒めの言葉、ありがとうございます。小説……。実は何も考えていませんでした(笑)
そもそも創作大賞で小説を書きまくっていたので、本音を言えば「ショートショートをちょっと書けたら、今はいいかも……」という感じです。充電期間として、色んな作品に今は触れていきたいかも。
実は今回この企画を考案したのも、本当は書きたいんだけれども「書くこと」を躊躇されている感じの方を何人か見かけたことや、創作大賞の中間選考が終わったあたりで、少し落ち込みモードな雰囲気だったので……。
「あまり考えずに、誰でも書けそうな企画を立ててみたらどうだろうか」と思ったからなんですよね。
だから「書いてスッキリしました」「書く勇気が出ました」と言ってもらえたら、それでOKという感じですね!
もうね。「私は読んでません。素敵です」で腹筋崩壊しました(笑)
それにしても、色んな方の作品をしっかり回収して、全部感想を書いていて……。本当にすごいなぁと思います。あまり無理せず、これからもコニシさんらしく……。
いつか、お酒が一緒に飲みつつ「いっすね~」と言える日を楽しみにしております。
以上、「自分語りは楽しいぞ」に集まった感想紹介でした。最後は、コニシさんの感想で締めとなりました。
この度は、お忙しい中企画に参加していただきありがとうございました!
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